gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 もう春でえす、梅も咲いたよ。

2020年03月15日 | 散歩 健康 団塊世代 趣味 デジカメ
カフェと、お昼と
そして何よりカメラを持って出たのだから、チョロスナ。

ところで皆さん、「チョロスナ」という言葉をご存知の方いらっしゃいますか?

ぼくは正直に言って知らなかったでえす。

あれえ、森山氏の個人誌「記録」の最新号で見たのだったかなあ、いえ、カメラ雑誌でちょっとその言葉に触れていたんだっ気かなあ。

とにかく、こんな言葉が流行ったという事も知らなかった。
意味は、スナップして撮る写真という事らしいのですが。

1970年代のことなのかあ、今度森山氏にお聞きしてみよう。

スナップフォトの独自の地平を切り開いた森山大道氏は、80代の今でも街へ出て、スナップフォトを撮られているらしい。

そういえばぼくが写真に興味を持ったのは、間違いなく、森山大道氏の写真の影響は大きいけれど、写真雑誌などで見ることから始まって、そこからカメラを自分で買って撮るようになるまでは5,6年の時間が必要であった。

「スナチョロ」かあ、スナップ写真のありようを一つのことばでよく表しているなあ。
チョロット、というのがいいよね。
重いテーマを抱えていても、それは見る人それぞれが読みとればいい、
チョロット軽く、ごくお軽く、そんな風にぼくは感じて、スナップの良さとか実態をよく表しているのではなかろうか。

時代がせちがらくなってゆくと、表現にいろんな方向から圧迫を加えてくるような…そんな風になってはつまらない。

残念ながら、ブログに載せる写真にも選びに選んでその日に撮った街のスナップフォトを載せることに、ぼく自身躊躇せざるを得ない。

やっぱり森山先生のように、個人写真雑誌を発行してゆくしかないのだろうか?

本屋さんをじっくり見ると、面白い写真表現に関する本も見つけられると思いますよ。

例えばですが、スーザン・ソンタグの 「写真論」など、いまでも版を重ねており、何十刷となっていまでも売られているのでしょうか、大きな書店ならきっと今でもあると思います。( 晶文社 1979年刊 )



フォト・文 石郷岡まさを