9カ国目:アルゼンチン ボリビアへの国境越え
2007年2月27日
今日は、いよいよボリビアへ向けて、
まずはアルゼンチンの国境の町ラ・キアカへ。
朝7時のバスなので、早起きしてバスターミナルで朝ごはん。
すると、やってきたよ。どこからかお犬様が。
そして、ごくごく普通にMASAOの足もとへ。
となりで相席させてもらったおじちゃんのところには、見向きもせず。
これはタバコ畑だって。
緑がきれいだね~。
予定外のボリビアですから。
お勉強、お勉強。
前半は昨日のウマワカ渓谷と同じ景色。
そして、このあたりから、昨日きていない場所になってきて、
だんだん違った景色になってくる。
これなんて、すごいよね。
海苔巻きに見えてくるのは私だけ?
あ~のりまき食べたい。。。
そして、リャマ発見!
パタゴニアにいたグアナコとは違うんだよね~。
こっちは白い子たち。
なんか、町に到着した。
と思ったら、終点のラ・キアカでした。
すぐにリアカーのおじちゃんを雇い、荷物を国境まで運んでもらう。
このおじちゃん、めちゃめちゃ歩くのが早い。
MASAOは途中でついていけず、ぜーぜーはーはー言い出す。
そう、なんと、このラ・キアカの町は、標高3442mだったのだよ。
それなのに、私はそんなことも知らず、おじちゃんに荷物もってかれたら大変と思い、必死で追いかける。
そのつけが後からやってくるんだよ。
で、まずは、アルゼンチンの出国手続き。
これは、さらっと普通に終了。
次がいよいよボリビア入国手続き。
今回黄熱病の予防接種をしていない我々は、もちろん、イエローカードも持ってきてない。
ボリビアへの入国には、イエローカードが必要だけど、ラパスから入国し、ラパスだけを訪問する場合は不要と地球の歩き方に書いてあった。
でも、私たちのルートは反対だ。
一応、前日にアルゼンチンの旅行代理店に聞いてみると、アルゼンチン人は不要だということは確認済み。
でも、もしも、入国のときにイエローカードを請求されたらどうしよう。。。
と、実はかなりビビリながら手続きへ。
このルートはめずらしいのか、
日本のパスポートだ~と、なんかえらそうな人のところまで、パスポートを回覧して、入国OKのスタンプをもらえた。
イエローカードの請求もまったくなし。
あ~よかった。
で、アルゼンチン側で雇ったおじちゃんにお金を払い、
そのおじちゃんがつれてきたボリビア側のリアカーのおじちゃんに交代。
ボリビア側のビジャソンという町に入って、ほっとしたところ。
で、次の目的地、ウユニまで電車で行く予定なので、
切符を買いにいきたいとおじちゃんに言うと、
おじちゃんが駅まで連れて行ってくれるという。
でも、これが大失敗。
駅、遠すぎ。タクシーにすればよかったのに!!!
でも、そんなのわからなくて、とにかくついて歩いた、歩いた。
高山病対策としては、最悪なことばかりやってる私たち。
それなのに、駅につくと、なんと、駅自体がシャッター閉めてるじゃんか。
おっちゃん、ふざけんな~と怒っても仕方ない。
電車は明日しかないことは分かっていたけど、
せめて、チケットは買えると思ったのに。。。
すると、駅前にあるホステルをおじちゃんに紹介された。
明日、電車に乗るときに便利だということのよう。
でも、これが、また、すごい。
1泊1部屋8USドル。
一応プライベートルーム。
シャワー、トイレ共同。
そう、とうとう共同バスなところにお泊り初体験。
合宿所みたいだ~。
お部屋に入ると、
動悸、息切れがかなり激しい。
横になると呼吸数が減るらしく、いすに座って本でも読むとよいと書いてあったので、そのとおりにして、晩御飯の時間まで過ごす。
そして、おなかすいたので、フラフラ出て行くと、駅が開いてた。
なんと、昼休みでしまっていたらしい。
なにはともあれ、明日のウユニ行きのチケットを確保。
その後、町の食堂までタクシーで連れて行ってもらう。
そう、もう歩かないよ。今日は。
ちなみにこの顔、高山病でむくんでいると私は言うのだけど、
MASAOは別に。という。
むくんでるってことに、しておいて!
食堂に入ってすぐに雨が降りはじめる。
食堂の外の様子。
この食堂って、セットメニューしかなかったみたいで、
じゃがいものスープにこの牛丼みたいなのがでてきた。
ボリビアって、白いご飯を食べるんだね~。
食後は、高山病に効くというコカ茶を1杯。
お砂糖を入れてのむ。
と、こんな感じで、ドキドキのボリビア入国は無事終了。
かなりビビッてたけど、このビジャソンって、みんな素朴でいい感じよ~。