まさおレポート

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バリ島の税関はご用心 酒の制限は3本ではなく、2リットル 置いていく必要はない、預かってもらえばよい 

2007-04-20 | バリ島 地震・事件・病気・イベント・危機管理

あるバリ島のブログをみていたら、私も経験した出来事が書かれていた。ある女性が成田で免税の化粧品を買って、いつもの調子で税関を通しぬけようとしたら、厳しくチェックされ、別室へ連れて行かれて、課徴金を払うか、一部の化粧品を置いていけと言われたとの記事であった。

ブログ管理人氏は、最近こういったケースが、かつての荷物から金目のものを抜かれるケースに入れ替わってきているのではと警告を発している。あまり信じたくない話だが、一応頭に入れておいて損はない。

私は、成田の免税でバリでの3か月分の酒を購入するつもりで、ウィスキー2本と焼酎1本、計3本を買った。3本までOKと理解していたのだ。バリの税関申告で、さっさと通り過ぎようとすると、酒のバッグをひとつひとつチェックし、課徴金を払うか、酒を置いていけという。別室に連れて行かれると、コーナーの箱にタバコなどが放り込まれている。制限オーバーの分を置いていったのだろう。

酒の制限は3本ではなく、2リットルだと記してある。わが酒を足し算してみると、2リットルをほんの少しオーバーしている。標準より大きいサイズを買ってしまったらしい。ルールなら仕方がない。焼酎を一本置いて通過した。

ブログ氏によると、置いていく必要はない、預かってもらえばよいとある。預り証を要求するのはルールにのっとった対処方法なのだ。これからは、この手でいくことにしよう。覚えておいてよい対処法だ。

要はこちらの心構えなのだ。いつも3本で問題なく通過している。だから、まさか超過だとは思いもしない。いきなり別室に連れて行かれて、金を払うか、置いていけといわれたら、どちらかにするだろう。預かることも可能だとは何故言わないのかと腹立たしくもあるが、どこの国でも似たりよったりだろう。

心構えがないためにおきた後の祭りをもうひとつ書いておきます。ま、これもたいした事件ではないのだが。

帰国でカナダのバンクーバで出国審査や手荷物チェックを終えて、搭乗ゲート付近で時間待ちをしていたときのことだ。白人の男がやおら近づいてきた。いきなり、「ショー ミー ザ パスポート」という。服装は一般人と変わらない。搭乗待ちをしているだけだというと、再度強い口調で、「ショー ミー ザ パスポート」という。全く無礼なやつだと思いながらも、パスポートを提示する。金はいくら持っていると聞いてくる。現金などないというと、ドルもユーロも円も持っていないのかという。むかついたので、小銭でも見せてやろうかと思ってポケットをゆっくり探したが小銭もない。彼はあっさりあきらめて去った。搭乗口で税関が私服でうろつくなど初めての経験だ。

ここでも後で後悔した。相手が「パスポート」といったとき、こちらも「アイデンティフィケーション」と叫べばよかったのだ。これまた、心構えがないときの出来事で、とっさに出てこないのであった。正規の場所でのチェックなら別だが、不意打ちには、こちらも相手の素性を確認するのがルールだ。この場合、さっとみるだけではだめだ。入念にチェックし、場合によっては、近くの航空会社スタッフに確認するくらいでちょうどよい。

旅先での不意打ちには、冷静に適切な対処ができるように、イメージトレーニングを心がけましょう。






2 コメント

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こんにちは (まだまだ現役)
2007-04-21 14:10:12
参考になるブログ、ありがとうございます。
あえて選択肢を隠して、どちらかを選ばせるなど、なんとも腹立たしいです。
何も知らないと従順になってしまいますが、少しずつ知識をつけていきたいと思いました。
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Unknown (MASAO)
2007-04-21 21:48:40
まだまだ現役さん
そうなんですよ。知識がないとどうしても下手に出てしまいます。
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