以前使っていた古いパソコンでシマンテクのノートンを使っていた。その時に自働延長のチェックを意識的にではなく、していたらしい。その後このパソコンを廃棄してからもクレジットカードでの引き落としが続いていることにようやく気がついた。気がついたときにはすでに延長済みだったらしく、次の延長時期まで停止することができない。使っていないパソコンのソフトを支払わねばならないのははらだたしい。そもそもこうしたソフトの自動延長という仕組みそのものが消費者保護上、おかしくないか。気がつかないうちにパソコンはないのにクレジットから延々と金をとられている人はきっと多いはずだ。クレジットカードの支払いをそう厳密にチェックしない人も多いのではないか。
この会社の自動延長は、一応メールで45日前に確認メールが送られてきたが、迷惑メールに入っていて、気がつかないところだった。メールを開いてみると自動延長を停止するには、とのリンクがあり、クリックすると注文番号を入れろとある。以前は確認メールに注文番号も入っていたのに、今回は入っていないのでやっとの思いで探し出して停止することができた。できるだけ停止させないようにとのエゴな下心が透けて見えるのは企業戦略として逆効果になる。結局使っていない期間で数万円の無駄をしたことになる。
消費者対応として、この自動延長は問題が多い。むしろ自動延長確認メールに肯定した人のみを延長すべきではないか。消費者センターにも申告したかったが、これまたメールでは受け付けていない。海外滞在中なのでこれは断念することにした。