なるほど!半導体から伝送路、データセンターまで一貫して光化しようとするとはそういうことか。実はインタネット網を変えるということなのだが気がついている人はどのくらいいるのだろう。
「パケット通信網」の構造をチェンジするとは簡単に言うとパケット化しない、あるいはものすごく長いパケット(もはやパケットとは呼べないが)で一気に通信するということで途中の振り分け機能の時間や消費電力が大幅に減る事になる。単なるサーバー群の光化装置置き換えだけでもすごい(わたしは今までこの側面に注目していたが)が世界のどこでもエンドトゥエンドで結ぶことになる。
身近な例えでは郵便局(中継)が極端にいらなくなり、ヤマトの中継センターがほとんどなくなるというイメージかな。
インタネットの基本原理である「パケット通信網」の構造にそもそもの原因があることが指摘されており、そうしたネットワークの再構成も含めて「ゲームチェンジャー」を起こそうというのがNTTグループの目指す「IOWN]戦略だ。 p143