最近所要で我が生家の古い登記簿を眺めたところ、明治時代まで箕面村大字牧落 小字馬場崎と表記されていた。やはり馬の放牧場だったのだ。子供の頃は近所を馬喰と呼ばれる人が牛を引いていた。
わが故郷である牧落村の由来は箕面市HPによると、
「平尾・西小路・桜・牧落の地域は、「延喜式」にみえる「豊嶋牧」の地にあたり、諸国から朝廷に献上された馬牛が放牧されたところで、牧落の「牧」は 、その歴史の名残です。」とある。http://www.city.minoh.lg.jp/soukei/tiikibetsukeikaku/soukei-kihonkeikaku-tiikibetsu.html
育った家の近くの氏神様はお宮さんあるいは八幡さんと呼んでいたが延喜式によると八幡大神宮(牧の庄の一の宮と称したという) 箕面村大字牧落字馬場前 応神天皇 とあり、やはり馬の放牧場であったことがわかる。