
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は首都をジャカルタからボルネオ(カリマンタン)島の東カリマンタン州北ブナジャム・パセル県とクタイ・カルタヌガラ県にまたがる地域に移す計画を明かしている。新しい首都の建設工事は2021年からスタートし、2024年には政府の一部機能や議会を新都となるカリマンタンに移転することが計画、完全な首都の移転はインドネシアの独立100年目となる2045年に行われ首都移転の予算は486兆ルピア(約3兆6000億円)に達するとのこと。
このニュースに接して反射的にバリの水事情を思い出した。水道もあるがほとんどが地下からのくみ上げポンプに頼っている。バリはまだ高層ビルがないしくみ上げ量も大したことはないかもしれないがジャカルタでこのようなくみ上げをやられたら地盤沈下は起こるべくして起きる。日本に住んでいるとピンとこないが地盤沈下と日常の水事情は密接に繋がっている。