まさおレポート

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久しぶりの京都 大阪

2007-11-18 | 紀行 日本

京都に宿泊し京都市内や梅田周辺に出張等で出かけた。もともとが大阪生まれなのだが東京の生活が遙かに長くなった。知らず知らずの間に東京風に考え方が染まっていたのだろう。今回の約一週間の滞在で面白い発見もした。

タクシーに乗ると方向が逆だと必ず反対から乗れという。東京だと反対車線で乗れと言う場合もあるが、反対ですが最寄りのところで方向転換すると言いながら発車する場合が多い。京都は反対方向は頭から乗せないことが原則になっている風だ。東京は一応断るがそのまま乗せるのが原則になっていると感じる。

夕食に孫を連れて食事に行くのでどうしてもお店が個室・座敷付きのところを選びがちになる。個室だと泣いてもあまり気にならないし孫自体も多少歩いたり出来るのでむづからない。店に電話すると「個室だと600円かかりますがよろしいですか」と何回も念を押される。その念押しの徹底ぶりがおかしい。東京だと一回「500円のチャージがつきますが」と言うだけだろう。

孫に話しかける人が京都大阪では多い。東京ではエレベータで乗り合わしたときなど赤ん坊と目が合うとにこっと微笑んでくれる。京都・大阪では同様の場面で話しかけてくる人が多い。

横浜生まれのタクシーの運転手さんの話には思わず笑ってしまった。彼は京都に来て仕事をしているが京風になじめないという。ことばや地名がわからなく苦労した話の後で味噌汁の作り方の話をしてくれた。「京都では味噌汁は人数分の水を椀ではかって作りますのや。私ら味噌汁は何杯でもおかわりできるようにたくさん作りますのでね」と具体的な不満を述べてくれた。これをしわいと感じるか、ものを大事にしていると考えるかで感じ方が異なってくるのだろう。









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