2006/6/16
イタリア・ボローニャから夜行列車でバルセロナに到着した。やや曲がった屋根のドームが伸びる。
サグラダ・ファミリア大聖堂 降誕のファサード。初代主任建築家ビリャールが建設委員会と対立して辞任しガウディが31歳で2代目に就任し、このファサードを建築中にここから街へ歩く途中、路面電車にはねられて死んだ。73歳だった。
ファサード中央上部にある「生命の木」は、糸杉に白いハトが。糸杉は永遠の命の象徴であり、ハトは神のもとに集まる信者たちを象徴している。
そこかしこにクレーンが立ち並び、建設現場だ。正面のファサードは、左から順に、父ヨセフを象徴する「信仰の門」、イエスを象徴する「慈愛の門」、母マリアを象徴する「信仰の門」の3つから成る。
上からこんな光景が見える。
ガウディらしい曲線の窓。
初期の建設現場の写真。1882年から建設が始まったがこれは1893年ごろの写真か。
2026年完成予想模型。ガウディ没後100周年目の2026年には完成するとされる。
窓。
糸杉と白いはとがまじかに見える窓。
2つの柱の根元にあるカメの彫刻。陸ガメ、海ガメどっちがどっちか。
ホザナと書かれた塔。 ホザナの意味をはじめて知ったのはカラマゾフの兄弟。
糸杉の上部にある変わった十字架。
果実のように見える。
この高さにいったいどうやって。
巨大なモザイク。
天井は森の葉むらか。
この色彩と存在感に圧倒される。
生命の木の上部をアップで。
受難の門、ガウディの没後建設が始まる。磔刑のキリストの足が見える。
原寸大の模型を実際に置いてみてチェックした後実物を製作し設置して言った。十字架から降ろされたキリスト。
兵士たち。ピラトか。
受難の門。
東のヨセフ門。ローマ兵による幼児虐殺 兵士に母親がすがりつく。イエス・キリストの誕生を知ったヘロデ王は学者たちの言葉に王の座を奪われることを恐れ、2歳以下の幼児を殺すように命じる。
門の入り口で疲れをとる女性。
博物館。
受難のファサード
受難のファサード
受難のファサード ジュセップ・マリア・スビラックの彫刻
受難のファサード 謎の魔方陣。縦横斜めいずれを足しても33になる。何を意図しての魔方陣か。33はキリストの死亡した年齢。ジュセップ・マリア・スビラックの彫刻。(裾で隠れている数字は15)
受難のファサード ジュセップ・マリア・スビラックの彫刻
受難のファサード ジュセップ・マリア・スビラックの彫刻 。
こうした不思議な形の天井はガウディではなく弟子たちが設計、建築した。
全体を森に見立てている。
ステンドグラス。
キリストの生誕 愛徳の門の下段 キリストがマリアとヨセフ見守られている。この天使たちはは羽が無い。
羊飼いたちの礼拝 最初に星を見てキリストに祈ったのが羊飼。
聖母マリアの載冠が右上部に見える。キリストが聖母マリアに冠を授ける。愛徳の門の最上段 。
奏楽の天使達。ファサードの正面左に3人、右に3人の天使達が楽器を演奏している。建築家の外尾悦郎氏の制作もあるとか。
陸亀らしい。
暗いところでとった為か激しくピントがずれている。吊るした状態で安定したものをさかさまにすると重力的に安定する。
見学を終えてサグラダファミリアの見えるレストランでパエリアの昼食。