まさおレポート

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エルチャルテンからフィッツロイ

2007-12-04 | 紀行 チリ・アルゼンチン

 

 


2007/2/8
フィッツロイ(3405m)は世界百名山の一つだ。南米旅行にあたってろくすっぽ下調べもしなかった私はパタゴニアのカラファテからこの地にやってきてフィッツロイが旅のメインの一つであることを連れ合いに教えられた。エルチャルテンの街からこの山に出かける。バスから降りて舗装されていない埃っぽい道を歩いてロッジにたどり着いた。朝の9時頃に出発する。その頃には大勢の登山者が既に麓の入り口から続々と登り始めている。

初っぱなからかなりきつい傾斜を登ることになる。最初だけだろうと楽観してどんどん登るが一向に傾斜は楽にならない。見晴らしの良い場所にでて目を楽しませて自らを元気づける。

体がようやく慣れてきた頃にこんな巨岩に囲まれた風景となる。最初はジャンパーを着込んでいたが歩いているうちに暑いのかセーター一枚になり余裕の笑みもみえる。

ようやく本格登山の雰囲気になってきた。当たりには人影がない。

やっと待望のフィッツロイを望める地点まで到着した。ここでは各国の登山者がしばしの憩いを摂っている。30分ほど休んでさらに昇っていく。

ナンキョクブナの原生林を歩く。倒壊した巨木の骸は白骨化した恐竜の骨を連想させる。

道沿いに咲いている白い花が山歩きの感動を一層盛り上げてくれる。

途中の展望ポイントでドイツ人風の女性の二人連れと写真を取ってもらいあう。ちなみにかなり意識的に撮らないとツーショットは残らない。


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