2024-4-17追記
ムティアラのご主人森崎さんが1月20日ごろに日本に帰国後すぐになくなっていた。
何人かのブログで知りました。
今年の1月にバリを訪れた時に「森崎さんは」と尋ねるとスタッフの若い女性が「さきっと」と答えたのでどこか痛いのかとぼんやり思ったが、今思うと病気だという意味だった。
かつてバリ滞在時にスランガンまで行ってうまい鮑を仕入れてきてくれたのを思い出します。ここのカラスミは絶品でした。それほど繁く行った店ではないがバリでなぜか気になる店だった。
スミニャックの「漁師」まもさんの逝去(数年前)、ラーメン屋ごんたさん(去年知った)も今年の滞在で知ったが、この世代の人がバリの地に長年住み、暮らして、そしてなくなるということに思いを馳せた。どんな思いでバリに住むことになったのか、それぞれの事情と思いを残して去った人へ合掌。
2024-01-06初稿
南サヌールに泊まってみた。本日家族が日本に帰国するので一人滞在に相応しい宿に移った。宿にスーツケースを預けてとにかく回りに慣れなければと先づはビーチへと向かった。
見覚えのあるマングローブの林を横目に見ながら歩く。
ゴミが浮いている。もっと素敵になるのにね。
猿くんがいた。サヌールにも猿がいたと言う話を思い出した。カデにその話をすると誰かが飼っているのではとの事だった。
この辺りは巨木が多い。
この幹の太さを。
見事だ。
そして道に日陰を作る偉大な大樹。よらば大樹の影というあまり良い意味で使われない言葉だが、ひょっとして元は完全に良い意味だったのかな。
壁の隙間から覗くと豊かな手付かずの林が残っている。
例によってお寺のプレートを撮る。
仏ガン風のさりげない仏。ここではヒンドゥと仏教は渾然一体だ。仏教以前にも仏教があったとの言葉がある。
サヌールには無いひと味異なる門。
ようやく海が。
物凄い遠浅かと。しかし洲になっている
こうして南サヌールをじっくりと眺めるのも初めてだ。その土地に滞在しないと通りがかりの散歩だけでは見えて来ない風景がある。
土地の神さまがわざわざ来た人にだけ見せてくれるものがあるのだな、きっと。
観光客がいないのが観光によいということを呟く。
さて宿にはバイク便で帰りシャワーを浴びて夕食はムティアラに向かう。宿からバイク便で120円の距離だから気楽に行ってみる気に。
期待通りの味。これは鯛の一夜干し。大根おろしをたっぷりおかわりして久しぶりの醤油味。バリならではのレモンが添えてあり焼き魚の味が引き立つ。
とこぶしの刺身。歯ごたえよし、味よし。
これこれ、これを食いたかったのだ。魚の卵の燻製。かつてバリ滞在時はよく自作したカラスミ。
とこぶしの刺身。歯ごたえよし、味よし。
これこれ、これを食いたかったのだ。魚の卵の燻製。かつてバリ滞在時はよく自作したカラスミ。