それにしても平成26年12月から平成27年5月の4件、代理人の本人確認を行わなかったとの是正命令、なぜ2年後に是正命令?なぜ発覚したの?総務省の記事では4件とあるのに別の記事では35件?ソフトバンク株式会社の監督責任とは具体的にどのような行為なのか?知りたいことを記事にしてくれないと。
株式会社ラネットによる携帯電話不正利用防止法違反に係る是正命令等
総務省は、本日、携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等及び携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律(平成17年法律第31号。以下「法」といいます。)に違反した株式会社ラネット(東京都豊島区)に対し、法第15条第2項の規定により、違反の是正を命じました。
また、同社に対する監督義務を負うソフトバンク株式会社(東京都港区)に対し、媒介業者等に対する監督を徹底するよう指導しました。
事案の概要及び措置の内容
法は、携帯電話の新規契約及び名義変更の際に、契約者等の本人確認を行うことを義務付けています。
株式会社ラネットは、平成26年12月から平成27年5月までの間に、計4件の契約の締結に際し、代理人の本人確認を法に規定する方法で行わず、法第6条第3項において読み替えて準用する法第3条第2項の規定に違反したものと認められます。
このため、総務省は、本日、法第15条第2項の規定により、同社に対して違反の是正を命じました。
また、総務省は、本日、ソフトバンク株式会社に対して、同社の代理店において法令違反が発生したことに鑑み、媒介業者等に対する監督を徹底するよう指導しました。
総務省は、携帯電話が振り込め詐欺等の犯罪に不正に利用されることを防止するため、引き続き、法の厳正な執行に努めてまいります。
総務省、ソフトバンクに是正命令 代理契約時「本人確認」怠る
ソフトバンクの公式サイトより
総務省は6月27日、携帯電話の利用者本人ではない代理人が新規契約や名義変更を行う際に、代理人の本人確認を怠ったとして、ソフトバンクに是正命令を出した。2014年9~11月に、ソフトバンク店舗で代理人が契約した計35件で、店舗が代理人の本人確認を正しく行っていなかったという。
携帯電話不正利用防止法では、代理人が携帯事業者と契約する際に、利用者本人に加えて代理人についても運転免許証などで本人確認するよう定めている。総務省によると、ソフトバンク一部店舗ではこのプロセスを怠っていた。
同省は「携帯電話が振り込め詐欺などの犯罪に不正に利用されることを防止するため、引き続き、法の厳正な執行に努める」としている。