下記の記事を見て「風がふけば桶屋」的思いがNFTに働いた。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87660?page=3
20年前にマイクロソフト株を「100万円」買っていたら、今いくらになっている?
マイクロソフトの2001年11月15日時点での株価(終値)は、33.06ドルだった。同社は2003年に株式分割を行い、1株を2株にしているため、修正株価で言えば2001年11月15日の終値は、16.53ドルである。
そして現在のマイクロソフトの株価は、2021年11月12日時点の終値で336.72ドル。同社の株式を「100万円」分購入していたとすれば、為替レートを考慮に入れず計算すると、約20.37倍、価格にして2037万円になっていることになる。
外資系企業に勤めていたころだから記事の20年前ではないが23年前になる。マイクロソフトもこの外資系企業にいくばくかの投資を持ちかけており、マイクロソフトの担当も何回か社を訪れていた。まわりのエクスパット達は盛んにマイクロソフト株投資の話をして盛り上がっていた。
そのころマイクロソフトへ投資をしたエクスパットは何人かいたと思うから彼らは既に老齢になって家族に先見の明を自慢しているだろうか。あるいは既に売り払ったことを後悔しているだろうか。おそらく家族に先見の明を自慢しているのは半数で半数は金を失っているのではないか。あるいはもっとひどいかも。
わたしも株に興味を持ち、そのリターンも少しだが享受した。そしてそのうち人生を株の上下で時間をとられ生きていくことはむなしいと悟ってやめた。なによりシステムの仕組みとして一般投資家より一瞬早い売買が可能なシステムを持つ胴元には勝てない仕組みに疑問を抱いた。まるで「スティング」の世界だと。
最近はNFTに興味が沸いている。一日が日々の価格の上下で左右されない遊びになるかもしれないなと思い勉強を始めている。なによりも身近なデジタル作品が玉石混淆ながら商品化されるところが気に入っている。そして大手の一人勝ちを防ぐ仕組みもブロックチェーンで内在していそうだ。
ブロックチェーンが本来もっている理念、つまり個が大組織や機関に対抗できることが具体化される時代が到来した感を持っている。株式市場もNFT化される時代がそのうちくるだろう。
NFTもセキュリティにまだまだの感があるがそのうち改善されるだろうと楽観的な期待を持っている。