まさおレポート

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モロッコのラピスラズリ、ウルトラマリンあるいは聖青

2021-01-28 | 紀行 モロッコ・チュニジア

モロッコの代表的色彩は何かと問われるとマラケシュの赤が浮かぶ人が多いだろう。わたしはむしろラピスラズリあるいはウルトラマリンと呼ばれるブルーではないかと感じている。モロッコにあるイブ・サンローラン邸宅跡の公園にはこのウルトラマリンが多用されている。ウルトラマリンは貴重な色で昔から金より高い顔料とされてきた。

ツタンカーメンの黄金のマスク

ツタンカーメンのマスクの縞模様はラピスラズリ。

mary100http://blog.livedoor.jp/taktag55/archives/81991091.html

ラピスラズリはマリアの青い衣と天空にだけ使用が許された聖青と説明される。

Johannes Vermeer (1632-1675) - The Girl With The Pearl Earring (1665).jpg

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E7%8F%A0%E3%81%AE%E8%80%B3%E9%A3%BE%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%A5%B3

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の青いターバンに使われている。

フェルメールの絵の青はフェルメール・ブルーと表現されラピスラズリという鉱物からつくられるウルトラマリンブルーという顔料を多用し、彼の借金はそのラピスラズリの購入費へと消えたとの説も。

このレモン色との配色。

さらにはアクア・グリーンやライトブルーも美しい。

サップ・グリーンsap greenとの配色。

ブーゲンビリアのカーマインcarmineが決める。

 


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