Netflix作品「天才の頭の中 ビルゲイツを解読する」を楽しんでいたら最後にビルゲイツがグレートギャツビーが好きだと述べていた。
フィッツジェラルドのグレート・ギャツビーで「ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく陶酔に満ちた未来を。」と緑の灯火を追いかける一人の奇特な男を描く。
作品で最後にビルゲイツはポリオ撲滅を目指したがいまだに達成していない、進行波原子炉のテラパワーで挫折したと締める。しかし緑の灯火をいまだに追い続けると彼自身に言わせている。
ギャツビーは緑の灯火を信じていた。年を追うごとに我々の前からどんどん遠のいていく陶酔に満ちた未来を。それはあのときわれわれの手からすり抜けていった。・・・だからこそ我々は、前へ前へと進み続けるのだ。流れに立ち向かうボートのように、絶え間なく過去へと押し戻されながら。P326
「ザ・グレート・ギャツビー」を例に出したのは他でもない、あの緑の灯火を目指してひたすら前に漕ぎ続ける男ギャツビーが孫正義氏に重なって映るからだ。
ビルゲイツと孫正義氏はギャツビーの緑の灯火で繋がっていたのだ。