まさおレポート

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正と武 漢字の起源から専守か敵基地攻撃かを占う

2020-07-25 | 小説 音楽

正はわたしの名の一部だがふとした疑問で調べてみると実は他国を攻める意味で上部の一は国の省略形で下部の止は足跡の象形で進むも止まるも両方に使える。この場合は進で他国に進む、つまり侵略の意味であり、中国ではそれが正義だったのだ。

では同じ止を部分に持つ武はどうか。右肩にかかっている部分はいかにも武器の象形であり、内部の止はやはり進の意だと言う。武器を持って進む兵士の姿から来た文字でやはり原義はやはり他国を攻める意味を持つという。

白川氏の研究や春秋左氏伝の解釈は間違っていて、最近の甲骨文字の研究からきた成果だという。

しかしである。止を止めると解釈もできるのでそうすると正は他国の侵略を止める。武は他国の武力攻撃を止めるとの解釈も同様に成り立つ。

実は現在沸き起こりつつある専守防衛か先制攻撃かの議論がこの漢字起源への疑問をわたしにもたらした。つまり専守か先制かはどちらも相手に応じて臨機応変に取るべきであるというのがこの両漢字の起源から学べる卜占に思えてくる。

考古学的に現存する最古の漢字は、殷において占いの一種である卜(ぼく)の結果を書き込むための使用された文字である。これを現在甲骨文字(亀甲獣骨文)と呼ぶ。漢字は元は卜占の機能も持っていた。wiki

平和ぼけしたわが国も真剣に議論すべき時がきている。


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