netflixの「ブラックリスト」を観ていたらあるシーンでオクラホマのビル窓からみた風景が浮かんだ。オクラホマのビルで住商の社員と一緒にある会合を持った。仕事の中身はおぼろだがゴルフの話をするウィルテル社員の表情や眼下の広大な駐車場が記憶にある。そしてこの近くでテロがあったと知った。つまり1996年頃の映像記憶だ。
オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件とは、1995年4月19日にアメリカ合衆国オクラホマ州の州都オクラホマシティで発生した爆破テロ事件である。
元陸軍兵士のティモシー・マクベイらが、車爆弾でオクラホマシティ連邦地方庁舎を爆破し、子供19人を含む168人が死亡、800人以上が負傷した。Wikipedia
近くのモールの中にあったウィルテルのガラス張りのサーバー室と周りの通行人に見られて仕事をするスタッフを驚きの目で眺めていた。この方がスタッフは緊張感をもって仕事をするとの説明があった。今ではコロナによる在宅勤務が大勢を占めるだろう、果たして「この方がスタッフは緊張感をもって仕事をする」との説は有効だろうかと当時の説明者に聞いてみたい、おそらく苦笑いするだろう。
オクラホマの空港近くで車を降りるとテンガロンハットの男たちは自然な風景として目に付いた。空港内のレストランで生まれて初めてエンジェルヘアという名のパスタを食べた。名前に惹かれてオーダーしたのだがオリーブオイル漬のようなパスタで半分も食べられなかった。
この出張で商社と通信会社では関心のあるポイントが大きく異なることを理解した。商社はシステムを売りたい、通信会社はサービスを売りたい。
オクラホマから近いテキサスではジョンソンが余生を送り1980年に「リンドン・B・ジョンソン歴史公園」として国立公園になった「LBJ牧場」を訪れたが公園の中に飛行場があった。
イリノイ州のフェルミ国立加速器研究所も記憶の映像に浮かび上がった。ニューヨークのジャズライブ ブルーノート、エジプト人のスーフィーダンス(旋回ダンス)などが芋ずる式に記憶に。
記憶の旅はやめられない。