まさおレポート

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カラファテ ニメス湖 モレノ氷河

2007-10-17 | 紀行 チリ・アルゼンチン


カラファテはモレノ氷河を目指してやってくる人々の中継地だ。観光客でにぎわっているが小さな町で冬の間はほとんど人影が消えるという。しかしこの町のはずれにあるニメス湖は氷河に劣らず楽しめる場所だった。
空気の澄み切ったなかに太陽光線が透き通っていく。

街からニメス湖までは歩いて15分ほどで着く。高台にあるホテルからも遠望できるのだがやはり近くで見るのとは大違いだ。湖は一周で一時間程度の広さだ。湖の周りは遊歩道になっている。水際まで近付いてみると水草が茂り沼地になっている。しかし沼地のような異臭はしない。鳥などの糞もあるがあくまで清潔な沼地だ。
海の色とはまた異なるブルーに野草の小さな白い花を一面に咲かせる。心の奥の何かを喚起する色調だ。それは浄化だ。

太陽が雲から顔を出すと湖の色調は緑に変化する。湖底はコケでも生えているのか見たこともない緑色だ。野草の緑とのグラデュエーションが良い。

大型の水鳥の群れが悠然と泳ぐ。

鷹を発見。近づいても逃げない。かなり大きい、全長50センチくらいはあるか。

湖上の雲がこの地がなにやら南極に近い事を表わしているような。


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