時給850円のアルバイトから気がつけば取締役になった僕が伝えたいこと

アルバイトから出発し正社員、管理職、取締役と昇ってしまい、ついには代表取締役まで。そんな僕の思考、想いを綴る

新大阪発上り最終のぞみ

2012-11-09 | 日記(~2013年)
 きのうは、食べるという行為についての僕の思いを書いたので
きょうも、ちょっとした続き話のようなものを。

以前、大阪に1年間程単身赴任をしていたことがある。
オフィスは新大阪にあり、住まいは御堂筋線の緑地公園。
平日は住まいと会社の往復で明け暮れて友達もできず。
 月に1回は会社の経費で東京に戻ることが出来たが、大阪での
生活になじめず、しばしば金曜日の夜仕事が終わると自費で上りの新幹線に乗って
東京の自宅に戻っていた。

 よく利用したのが21時過ぎの最終の東京行きのぞみ。
列車に乗り込む前に夕飯を新大阪駅で調達。
定番は、吉野というお寿司屋さんのちらし寿司。そして、たこ焼のたこ昌の
しょう油味たこ焼。これに白ワインのミニボトルを1本。
ちらしを最初に食べて次にたこ焼きを賞味する。ワインを買うと
小さなプラスチックのカップをサービスで付けてくれるのだが、
このカップではせっかくのワインが美味しくない。
 そこで、ある時、デュラレックスの一番小さいグラスを見つけたので、
「これだ」と思い購入し、ハンカチに包んで携帯。
この後は、金曜日の上り新幹線に乗り込んだら、このグラスを
バッグから取り出して1杯ということが定番化した。
 
 僕の単身赴任も幸いなことに1年と少しで急遽終了となり、
デュラレックスも不注意から割ってしまった。
 最近はお酒に弱くなったので、出張時の車内・機内での飲み物は
もっぱら緑茶のペットボトルだ。
(ただし全日空の国内線機内販売で、シャンパンのミニボトルがメニューから
いつの間にか消えてしまったのは残念。)

 ところで、僕はお寿司は「握り」よりも「ちらし」派だ。
なぜか?これはたぶんの推測だけれど、幼少期の経験が影響しているんじゃないか。
 子供の頃、お寿司といえば祖母の作ってくれたちらし寿司。
握りは、お客さんが来た時の出前か、父親がたまに仕事関係で寿司屋に
行ったときのお土産くらい。回転寿司は当時は多くはなかったように思うし、
家族で寿司屋、というのも記憶にない。
 
 ちらし寿司はお店によってご飯の中に、椎茸や干瓢が入っていたり、
胡麻入りだったり、酢飯にバリエーションがあるのも興味深い。
 ああ、それから。僕はちらし寿司を食べる時に滅多にお醤油は使わない。
寿司種や酢飯の塩分だけで十分だ。