無限大の夢追いかけて

日々、頭に浮かんだことを書き残そうと思います。

今日の練習

2011-03-05 18:59:59 | 何となく

 写真は、新旧チームジャージです。
 
 僕のチームは、基本単年度決算。
 毎年、余った予算で、記念品を渡します。
 新2年生は、白黒シャツ。
 新3年生は、赤黒ピステ。
 新4年生は、白ストッキングと白パンツ。
 新5年生は、赤ストッキングと黒パンツ。
 そして、新6年生は、黒赤ジャージ。
 新6年生の時にもらえるジャージは、やっぱりみんなうれしそうです。
 今年も、ちょこっと早く注文したので、今日から着てました。(^-^)ニコ


 ・・・
 
【今日の出来事】

  今日の練習直後。
  子ども同士のちょっとしたいざこざがありました。

  A君が、B君を蹴った瞬間を見ました。
  そのあとの様子を見ていると、
  A君はかなり怒っている様子。
  B君を蹴ったあとも、近くにあった手袋をやつ当たり的に投げていました。
  B君は黙って座ったまま・・・

  「まずい!とりあえず事情を聞いてみよう!」

  二人に近づいていって事情を聞きました。

  二人の話では、B君がA君にちょっかいを出して、怒ったA君がB君を蹴ったらしい。

  B君は、まず、自分が悪いことは認めている様子だった。

  B君の話のなかには、「いつもしている。」という言葉もあった。
  もちろん、いつもしているということに関しては、注意した。
  相手が嫌がることはすべきではないことを話した。

  そして、反省している様子があったので、
  
  僕  「自分が軽い気持ちでしてしまったことは、置いといて、
      相手が怒っている。自分が悪いと思ったら、どうすればいいのかな?」

  B君 「・・・」

  黙ったままだったので、周囲でその様子を見ていたC君に同じ質問をしました。

  僕  「どうすればいい?」

  C君 「あやまる。」

  僕  「正解! そうやな。あやまるべきやな。」

  B君 「あやまった。」

  僕  「あやまっても、まだ相手が怒っていたらどうするのかな?」

  B君 「・・・」

  黙っていたので、もう一度C君に質問。

  僕  「どうすればいいのかな?」

  C君 「あやまる。」

  僕  「正解!許してもらえるまであやまるしかないやろ。」

     「B君はA君と同じチームでサッカーをしている仲間やろ。許してくれないから黙ってるはよくないぞ。」

     ・・・そのあと、B君に謝らせて、A君にはやられたからやり返すもよくないことを話して、その場は終わりました。



  今日の出来事のように、最近の子ども達。
  あやまることが下手な子が多い。
  B君にも話しましたが、
  謝り方はいろいろで、自分の方法で謝ればいい。
  友達同士なら、笑いながらでも許してもらえることもあるし、
  それで、許してもらえないなら、もっと真剣に謝ればいい。
  自分が悪いと思ったら、謝る勇気を持ってほしい。

  そんな小さな「こぜりあい」を何回も経験しながら、社会性を身に着けていくんだとも思った。

  そのあと・・・

  謝ったB君は先に帰った。

  A君は、帰り支度ができていなかったので、帰るのが遅れていた。
  このやりとりを見ていた友達数名が、A君がかわいそうに思ったのか、
  A君の帰り支度を待っていてくれた。

  『いい光景だな。』と、思ったんだけど・・・『いや!ちょっと待てよ!』とも思った。


  待ってくれていた友達とも今日のことを聞いてみると、
  A君とB君のこぜりあいは知っていた様子。
  そのことに関して、

  僕 「なんで、止めへんの?」

  友達 「・・・」

  僕 「チームの仲間同士のことやろぉ、どんな方法でもいいから止めるべきやろ?」
    「どっちが悪いとかは、その時その時あるだろうけど、どっちにしてもけんかになりそうだったら
     『やめろよ!』と一言言うべきやと思うけどなぁ」

  そんな感じで、残ってくれた子ども達にも話した。 
  
  こんな感じのことも、最近多くて、自分に関係ないから黙っている。

  かわいそうだと思ったから残ってあげる優しさはある。
  でも、その場、その瞬間は、見ているだけ。

  子ども達にも話したのですが、
  知らない人のけんかを止めろ!とまでは言わないけど
  チームの友達同士のけんかを黙って見てるというのは、あまりにも寂しすぎる。
  一言「やめろよ!」という勇気は持ってほしい。 

       
     こんな出来事が、今日の練習でありました。