写真は、新旧チームジャージです。
僕のチームは、基本単年度決算。
毎年、余った予算で、記念品を渡します。
新2年生は、白黒シャツ。
新3年生は、赤黒ピステ。
新4年生は、白ストッキングと白パンツ。
新5年生は、赤ストッキングと黒パンツ。
そして、新6年生は、黒赤ジャージ。
新6年生の時にもらえるジャージは、やっぱりみんなうれしそうです。
今年も、ちょこっと早く注文したので、今日から着てました。(^-^)ニコ
・・・
【今日の出来事】
今日の練習直後。
子ども同士のちょっとしたいざこざがありました。
A君が、B君を蹴った瞬間を見ました。
そのあとの様子を見ていると、
A君はかなり怒っている様子。
B君を蹴ったあとも、近くにあった手袋をやつ当たり的に投げていました。
B君は黙って座ったまま・・・
「まずい!とりあえず事情を聞いてみよう!」
二人に近づいていって事情を聞きました。
二人の話では、B君がA君にちょっかいを出して、怒ったA君がB君を蹴ったらしい。
B君は、まず、自分が悪いことは認めている様子だった。
B君の話のなかには、「いつもしている。」という言葉もあった。
もちろん、いつもしているということに関しては、注意した。
相手が嫌がることはすべきではないことを話した。
そして、反省している様子があったので、
僕 「自分が軽い気持ちでしてしまったことは、置いといて、
相手が怒っている。自分が悪いと思ったら、どうすればいいのかな?」
B君 「・・・」
黙ったままだったので、周囲でその様子を見ていたC君に同じ質問をしました。
僕 「どうすればいい?」
C君 「あやまる。」
僕 「正解! そうやな。あやまるべきやな。」
B君 「あやまった。」
僕 「あやまっても、まだ相手が怒っていたらどうするのかな?」
B君 「・・・」
黙っていたので、もう一度C君に質問。
僕 「どうすればいいのかな?」
C君 「あやまる。」
僕 「正解!許してもらえるまであやまるしかないやろ。」
「B君はA君と同じチームでサッカーをしている仲間やろ。許してくれないから黙ってるはよくないぞ。」
・・・そのあと、B君に謝らせて、A君にはやられたからやり返すもよくないことを話して、その場は終わりました。
今日の出来事のように、最近の子ども達。
あやまることが下手な子が多い。
B君にも話しましたが、
謝り方はいろいろで、自分の方法で謝ればいい。
友達同士なら、笑いながらでも許してもらえることもあるし、
それで、許してもらえないなら、もっと真剣に謝ればいい。
自分が悪いと思ったら、謝る勇気を持ってほしい。
そんな小さな「こぜりあい」を何回も経験しながら、社会性を身に着けていくんだとも思った。
そのあと・・・
謝ったB君は先に帰った。
A君は、帰り支度ができていなかったので、帰るのが遅れていた。
このやりとりを見ていた友達数名が、A君がかわいそうに思ったのか、
A君の帰り支度を待っていてくれた。
『いい光景だな。』と、思ったんだけど・・・『いや!ちょっと待てよ!』とも思った。
待ってくれていた友達とも今日のことを聞いてみると、
A君とB君のこぜりあいは知っていた様子。
そのことに関して、
僕 「なんで、止めへんの?」
友達 「・・・」
僕 「チームの仲間同士のことやろぉ、どんな方法でもいいから止めるべきやろ?」
「どっちが悪いとかは、その時その時あるだろうけど、どっちにしてもけんかになりそうだったら
『やめろよ!』と一言言うべきやと思うけどなぁ」
そんな感じで、残ってくれた子ども達にも話した。
こんな感じのことも、最近多くて、自分に関係ないから黙っている。
かわいそうだと思ったから残ってあげる優しさはある。
でも、その場、その瞬間は、見ているだけ。
子ども達にも話したのですが、
知らない人のけんかを止めろ!とまでは言わないけど
チームの友達同士のけんかを黙って見てるというのは、あまりにも寂しすぎる。
一言「やめろよ!」という勇気は持ってほしい。
こんな出来事が、今日の練習でありました。