残り1カ月少しとなった6年生。
残り1カ月は、大会参加をたくさん計画している。
でも、僕自身は、その大会全部に参加できる訳でもなく、
今日は、とにかく『何かを伝えよう!』
そう思って、今日の大会に参加した。
試合直前のアップ。
さぼってる訳ではなく、
とにかく、黙々と動いている。
「あちゃ!こりゃまずいわ!」というのがまず思ったこと。
試合直前の指示。
とにかく、声に出してみよう。
自分の思っていることを、子ども達同士で伝え合ってみよう。
指示したり、励ましたり、時には注意してもいいと思う。
口にしないより、口にするほうが、結果は絶対に良くなると思う。
・・・そんなことを伝えていました。
試合開始。
動きは、そう悪くはない。
失点を許したが、すぐに同点弾を決める。
でも、最後はあっさりと決められて、
結果は1点差負け。
試合直後のミーティング
「声が少なかった。」
「無駄な動きが多かった。」
「ここという時の動きだしが遅かった。」
子ども達は、負けた原因はよくわかっていた。
そして、それ以上に驚いたのが、
そのミーティングから、明らかに子ども達の表情が明るくなっていた。
『えっ!なんで?』・・・『そうか、1試合目は緊張していたのか!』
・・・
風邪気味で動きが悪い子も居た。
ボールウォチャーになって、無駄な動きが多い子も居た。
でも、それ以上の敗因は、チーム全体が緊張感を持ちすぎていた。
その緊張感が良い方向に向かなかった。
・・・
緊張感を持つことは悪いこととは思わない。
でも、緊張しているからこそ、声を出したり、
身体を動かしたり、気持ち的には開き直ったり、
そんな意識を持つことで、その緊張感を上手く利用する。
少なくとも、試合後に緊張感から解放される。というのは残念でたまらない。
試合のためのアップ。
試合中のコミュニケーション。
そんなところを工夫して緊張感をほぐす。
・・・そんなことを子ども達に話しました。
もちろん、指導者である僕が、
試合前からその緊張感に気付き、子ども達をほぐすことが出来ていれば・・・結果は違ったかも。
そうも思うのですが・・・
やっぱり、子ども達で何とかしてほしい。
自分で、その緊張感を何とかしてほしい。
次の大会。
そのことを意識して、試合をしてほしい。
最後は、笑顔で、そのことを伝えて終わりました。(^-^)ニコ