☂「人工の雨」☂
★「火星には雨が降らないそうですね」「地球には不幸が降るそうですね」
歌集『えくぼ』より
いつから使われるようになったのか「ゲリラ豪雨」という言葉。わたしは3週間位前に「ミニ・ゲリラ豪雨」に遇った。買い物の帰りに、家まであと5分くらいの路上だった。折り畳みの傘は役にたたず、ずぶぬれになって帰宅した。それからは天気予報には頼らないことにしている。近くへの外出でも、まず空を見る。雲が垂れ込めていたら、濃い灰色の雲だったら要注意である。
大雨の被害に苦しむ地域が絶えないのに、雨が降らない、降らないと困る処も多い。今朝の新聞に▲「人工降雨装置12年ぶり稼働」「都・少雨対策」の次のような記事。
首都圏の水不足をうけ、東京都は21日、小河内ダム(奥多摩町)周辺にある「人工降雨装置」を12年ぶりに稼働させた。午後2時に動かすと30分後、ダムに雨が降った。この日は、装置の始動30分後、ダムにぽつぽつ雨。水源地となるダム上流部では午後5時からの2時間で17・5ミリの雨が降った。ただ、都水道局は「装置の効果かどうかはわからない」としている。水不足が続けば、都は今後も装置を動かすという。
8月22日 午後3時の空は雲が垂れていないのでこれから買い物へ。 松井多絵子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます