日毎の糧

聖書全巻を朝ごとに1章づつ通読し、学び、黙想しそこから与えられた霊想録である。

燃やし続ける祭壇

2007-10-13 | Weblog
   レビ記6章は小見出しの通り「献げ物の細則」で7章の終りまで続く。口語訳は5章20節から6章になるが、原典は新共同訳のようだ。
   「祭壇の火は燃やし続ける」と2、5、6節にある。燔祭、素祭、酬恩祭、罪祭、咎祭など様々な献げ物をしなければならないからだ。
   祭司らが奉納物をすべて焼き尽くして、食べてはならないのは、燔祭(23節)と大祭司、祭司が自らの罪を贖う場合である(13-16節)。

  ヘブライ5章1~3節では、自らの罪の贖いを必要とする大祭司の弱さに言及している。

   祭服についてであるが、3節「亜麻布のズボンをはいて肌を隠し」は出エジプト28章42節「隠し所を覆う亜麻布のしたばきを作り、腰から腿に届くようにする」(口語訳)ことだからズボンではなく、股引(ももひき)である。これは職人の着衣である。燃え滓の灰を外に持ち運ぶので、着替えをする必要があるという事か。
  20節祭司の衣服は献げ物の血が付着した時は、これを幕屋内で洗うことになる。
  
  衣服のことでは、コロサイ3章9-10節(口語訳)が示される。