日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

出生数90万人に割れ

2019-12-30 09:07:00 | 日記
     今日の言葉
夢みたのはひとつの幸福/ねがったものはひとつの愛/それらはすべてここにあると
   立原道三『優しき歌Ⅱ』

序文

2018年10月1日現在
・日本の総人口1憶2644万3000人と8年連続で減少
・生産者人口(15歳から64歳)の割合は59.7%で働き手が不足、過去最低を記録
・2019年で出生率90万人を割る
安定した生活、安心できる子育て、希望ある将来等、不安定要素があるために結婚できない男女が増えているのが原因として考えられます。しかし、男女の割合がアンバランスだと結婚からつまはじきされる人たちがでてきます。

「男余り現象」ソロモンの時代 結婚しない人々の実像 荒川和久著より

未婚男性と未婚女性の人口差は、全年齢合計で約340万人もあります。20から50代に限定しても約300万人、未婚男性が多いのです。(2015年「国勢調査」)。
つまり、日本全国の未婚女性がすべて結婚したとしても300万人の未婚だんせいには結婚相手がいないことです。もっとも、未婚女性全員が結婚すうわけではありませんから、実際にはもっと多くの男性が余るという計算になります。これが「男余り現象」というものです。

出生数90万人割れ

国内で2019年に生まれた日本人の子どもは86万4千人になり、統計を始めた1899年以降で初めて90万人を下回るとの見通しを24日、厚生労働省が公表した。前年より5万4千人少なく、親になる世代の人口が減っていることが大きく影響しているという。これまで国立社会保障・人口問題研究所は、90万人を下回るのは20年と推計しており、見通しを上回るペースで少子化かま進んでいる

国立社会保障・人口問題研究所
岩沢美帆・人口動向研究部長の話

出生数の減少傾向は今後50年は続く見通しだ。子どもへの政治や企業の関心が薄まり、子育て支援サ-ビスの量と質が低下し、さらに少子化が進む悪循環が懸念される。幼児教育・保育の無償化はメッセージとしては評価できるが、子育て家庭向けの施策。必要なのは仕事と出産・育児の両立支援のような息の長い取り組みだ。

結び文

「男余り現象」そうだったんだ!「それは余りだ」。安定した暮らし、安心して子育てができる社会環境を整備しても300万人の男性にパートーナーがいないとなると「画に描いた餅」になります。どうしたらよいのでしょう?
コメント
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