はじめのことば
『やっつけメッセージ』
「ひきこもり」や「うつ」など、いきる力をうしなっている子どもが増えてます。少年非行にしても、昔はエネルギーがありあまって外に向けて発散するような形のものが多かったのですが、最近は「本当にこの子が起こしたの?」と思うような子供が事件を起こしています。私はこうした子供たちを「心のコップが下を向いている」といっています。内側にこもって、自分の小さな世界から外に出ることができないのです。
なぜそういうことになるのでしょうか。原因はいろいろ考えられますが、親子関係でいうならば、親が子供に否定的な言葉をなげつけることによって、こういう子が増えています。これを「やっつけメッセージ」といいます。「早くしなさい」「お兄ちゃんはいい子なのに、あなたは何をしているの。早く早く早く」という否定的な言葉のメッセージです。毎日こうした言葉を投げかけられた子供はフタをしてしまいます。その結果、本来備わっているはずの「発達力」や「生きる力」を引き出せないまま成長してしまうことになります。
高橋史朗「日本が二度とたちあがれないようにアメリカが占領期に行ったこと」P15より
読書後の感想
冒頭の文章は現代の子どもたちのことを書いていますが、GHQ占領下の連合国に頭を押さえつけられ、3代に渡り日本の誇りを徐々に失っていった結果でした。軍歌の一節、
「大和魂には敵はない」
幼い頃でしたので、”大和魂”の意味はわかりませんでした。現在は、完璧に死語になってしまいました。
戦後78年経ちます。GHQによって綿密に計画立案された『ウォー・ギルド・プログラム』の日本人洗脳作戦の最終章を迎える、そんな気がしています。米国は、吉田から岸田政権まで間接統治により、うまくベールで覆い隠し、遠慮しながら支配してきましたが、いよいよ本性をむき出しにしてきました。
『蛇に睨まれた蛙』
蛙は日本、蛇は米国、暗示にかかったように蛇に飲み込まれるように自ら身を差し出そうとしています。象徴的な動画です。
そして、象徴的な出来事が『LGBT法案』です。エマニュエル駐日大使の影響大、あっという間に決定しました。日本のことは日本人が決めるのが本筋ですが、強引に横やりを入れて、米国の考え方を押しつけてきました。これを”内政干渉”といいます。間接から直接統治になりましたよ、という合図かもしれません。
『戦争を始めたのは日本人』、その罪の意識を刷り込んだマニュアルが”ウォー・ギルド・インフォメーション”でした。世界で初めて原爆を落とされても、『悪うございました』と日本人自らが反省してしまいす。これこそ”洗脳”の成果です。今もその呪縛からのがれることができていません。
書籍を読んで一番印象に残ったこと、それは、戦後の”検閲”のすさまじさです。新聞、雑誌、ラジオ等の記事や情報の検閲です。一生懸命書いた原稿が何度もボツになれば、始めからGHQに気に入られるような内容にすれば一発OK、最小限の労力ですむので、誰もがそのような行動をとるようになります。戦勝国の悪口は絶対にご法度、日本自虐的内容なら💮、戦後78年経った今でも、洗脳装置としてのマスメディアの威力は衰えをしりません。
『うそも何度もつけば真実になる』
とばかりに情報を垂れ流します。この状態がいつまでつづくのでしょうか?
今日の記事です
生涯子ども持たない女性27% 日本、先進国で高さ際立つ:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA201DM0Q3A620C2000000/
きょうはこれでお仕舞いです。ご訪問くださいましてありがとうござしました。