はじめのことば
神様は、時間を一日二十四時間しか、わりふってくださらなかった
ドストエフスキー
きょうの話題は”2025大阪万博”についてです。2年後に開催予定されていますが、危ぶまれています。海外のパピリオン建設申請がゼロ、入場料の値上、建築資材と人件費高騰等、問題が徐々に明るみになってきました。この先の行方はどのような展開になるのでしょうか。
高度成長期に開催された1970年の大阪万博は大変な盛り上がりを見せ、北から南から日本国民は大阪を訪れました。現存する”太陽の塔”(岡本太郎作)は
『これが日本だ!太陽の国だ!』
輝いていた日本の時代の象徴でした。それゆえに、いつみても色褪せません。1970年3月15日~9月13日までの183日間で来場者数6421万8770人にものぼりました。
”栄光よもう一度”とばかり、日本維新の会が推進してきましたが、タイミングが悪すぎました。開催地誘致の時と世界情勢がすっかり変わってしまいました。ウクライナ紛争未解決、自由主義国旗頭米国は財政青色吐息でそれどころではなく、欧州はウクライナ支援の予算を回し、どこの国も自前でパピリオン建設、そんな余裕はありません。
今回の大阪万博は予算超過で国の援助をあてにする場合もありそうです。岸田政権は国内のお金を回すことはなく、外遊でばらまいてきました。そのうえ、線状降水帯による日本各地の復興費用もかかります。そして、増税政策が目白押し、あらゆるものに課税を検討中です。そのうえ、大阪万博の予算不足が生じたら援助金なんてだせるわけがありません。また、増税、てなことになるかもしれません。どうなることやら?
大阪万博のキャラクターです。はじめてみました。はっきりいって気持ち悪いです。これを選んだ人のセンスを疑います。
万博の記事です
大阪万博 2025年とは
2025年に大阪市此花区の夢州で「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催される国際博覧会。略称は「大阪・関西万博」。公募によって決定されたロゴデザインは、あまりにも個性的で全国的に大きな話題となった。大阪メトロの延伸など、現在急ピッチで工事が進んでいる。 DISCIVER OSAKAより
大阪万博パビリオン、国内勢も足踏み 着工申請3割:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF051LJ0V00C23A7000000/
大阪・関西万博とは 建設費に上振れ懸念:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF133KO0T10C23A7000000/
きょうはこれでお仕舞です。ご訪問ありがとうございました。