今日の言葉
いかなる虚偽も、そのためにさらに別の虚偽を捏造することなくしては主張できない。
レッシング「断片」
景気動向指数研究会
(座長・吉川洋立正大学長)
2012年12月に始まった景気回復の局面は18年12月に終わったとの見方が強く、会議でこの通り認定される見通しだ。実際にそうなれば景気拡大期間は71ヵ月にとどまり、戦後最長の「いざなみ景気」(08年2月までの73ヵ月間)には届かないことになる。
2019年1月に当時茂木俊充経済再生相が、「戦後最長となった可能性が高い」と宣言していた。
景気が良いとは 知るぽるとより引用
人々が生き生きと働き、多くの物がつくられて世の中に出回ります。ものが多く売れると会社にお金がたくさん入ってきます。そうすると、会社は工場などを建ててより多くの商品を作るため、たくさんのものが出回ります。会社がもうかると、そこで働く人の給料やボーナスもふえるので、家や車などの高いものも買いたくなります。ものを買うとほかの会社ももうかるので、そこで働くも・・・・と、ますますゆたかになります。お父さんやお母さんの給料がふえると、遊びに行く機会がふえたり、みんなのおこづかいも上がります。
①ものが売れる
②会社がもうかる
③働いている人の給料がふえる
④ものを買う人がふえる
⑤ますますものが売れる
①~⑤のサイクルで高度成長期はダイナミックに景気がよかったのです。エコノミック・アニマルと命名され、経済で世界を席巻しました。その後、内弁慶の日本人は、国際社会で、働き蜂と揶揄され、叩かれ、その反省として、ゆとり職場を目指し、週休二日にしました。それから、日本経済は下降期へ入りました。
成長率2%を目指し、黒田バズーカ砲のもと、アベノミクスが発動されました。2012年からでした。令和2年7月になっても、達成されていません。逆に、デフレーションのため、名目賃金は上がらず、実質賃金の目減りは激しく、一億総貧困化にまっしぐらです。
実質賃金とは ウィキぺディアより引用
労働者が労働応じて取った賃金が、実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値である。賃金から消費者物価指数を除することで求められる。このときの賃金、すなわち貨幣で受け取った賃金そのものを名目賃金という。
成長率2%の目標、7年余りかけても達成できないということは、経済政策の失敗といっても過言ではありません。トクトルダウン、「熟れた果実は庶民まで落ちてきません」企業内部留保は500兆円を超えてしまいました。法人税をあげず、消費増税で、景気を悪くし、庶民を苦しめています。
消費税10%、プラス、コロナ禍で景気はどん底まで落ちそうです。的はずれな対策ばかり打ち出し、肝心な景気対策は二の次、国民目線で検討してほしいものです。
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