今日の言葉
賢者とテーブルに向かい合って一対一の会話は、十年間にわたる読書勉強にまさる
ロングフェロ-「ハイベリオン」
上級国民は会食がお好き
日本人の好きな言葉がありました。
「酒を酌み交わす」
そして
「胸襟を開く」
日本人の交友関係を深めるための一つの手段として有効活用されてきました。
相手の本音を聞き出すために、酔わせて探りをいれる、誰でも、一度はした覚えがあるのではないかと思います。素面では言えないことも、ポロリと言ってしまうは場合があります。そのパターンを狙うこともあり、ほぼ目的をはたすことができます。
コロナウィルスも二年目に入り、家飲み主流になり、手酌で気軽に飲んでいます。しかし、この状況下にもかかわらず、政治家、官僚、それに関連企業の幹部はおいしい酒肴で会食、「飲みにケーション」活用、ビジネスをしています。
当たり前にしていたコミニケ-ションが封じられそうな雰囲気です。公務員倫理があり、抵触しない程度にやればすんだのに、「わたしの方でお支払させていただきます」と言われれば「ごちそうになります」この展開になります。
「自分の飲食代は自分で払う」この行為を、徹底すれば、今後、官僚と業者の会食は問題なくできるということになります。
「この前、ごちになったから、ここはオレに支払いさせてくれ」
このようなケ-スは、プライベートの時しか使えなくなりました。
規則が少しずつ増えていき
息苦しさを感じはじめたこのころです。
今日の一曲紹介します。
見ず知らずの人と気軽に触れ合うことかできる時代がありました。
学生時代には、「コンパ」というものがありました。サークルや気の合う仲間たちとどんちゃん騒ぎをする、それも青春でした。
団塊の世代と呼ばれる人たちは、
「お近づきのしるしに一杯いかがてすか」という付き合いが好きでした。そして、返杯、そんな場面はみられなくなりました。
総務省とNTTの記事、3連発、
気が向いたら、読んでいただけたら幸いと存じます。
ご訪問ありがとうございました。
NTT接待 前情報流通行政局長も
2021年3月15日朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
総務省幹部らがNTT側から高額な接待を受けていた問題で、総務省は15日、秋本芳徳・前情報流通行政局長と鈴木茂樹・全体事務次官の2人が、NTTの澤田純社長と2018年に外食していたと明らかにした。
1人あたりの飲食費は2万6487円。自己負担はされていなかった。会食事に鈴木氏は総務審議官、秋本氏は総合通信基盤局電気通信事業部長で、いずれもNTT側と利害関係者がある恐れが強い。新たな会食はNTTからの報告で判明し、秋本氏も認めた。
15日午前の参院予算委員会に出席したNTTの澤田社長は、「迷惑と心配をかけ、心よりおわび申し上げたい」と陳謝した。総務省幹部や政治家との会食について「廣く一般的な意見交換をした」「業務上の要請とか、便宜とかそういう話はしていない」と説明した。
総務省は同時通訳から、情報通信担当部署の課長級以上と大臣官房幹部ポストを経験した現職職員144人を対象に、NTT以外も含む事業者との会食や費用負担などを調べる。
接待谷脇・前総務審議官が辞職
2021年3月16日朝日新聞夕刊 NEWSダイジェスト
総務省幹部らがNTTの接待を受けていた問題で、武田良太総務相は16日の閣議後会見で、谷脇康彦・前総務審議官を停職3ヵ月の懲戒処分にしたと発表した。谷脇氏は辞表を提出し、同日付けで辞職した。退職金の支払いは追加処分に備え、谷脇氏同意も得てしばらく留保とする。
谷脇氏は2018.~20年に計3回、澤田純NTT社長らから10万円超の接待を受けた。谷脇氏は放送関連会社「東北新社」の接待でも処分
され、その際に「違法接待はない」と主張したことも処分理由となった。同様に1回の接待を受けた巻口英司・国際戦略局長は、減給2ヵ月(10分の1)の処分となった。
総務省は16日、接待が行政に与えた影響について調べる「情報通信行政検証委員会」を設置すると発表した。座長には元検事兆の吉野弦太弁護士が就き、放送政策や行政学の専門家ら計4人で構成。NTTの接待も調べる場合は委員を増やす。17日に初会合を開く
総務省接待問題検証委が初会合
2021.3.17朝日新聞夕刊NEWSダイジェスト
総務省幹部が接待を繰り返し受けていた問題で、接待が行政に与えた影響を調べる情報通信行政検証委員会の初会合が17日、総務省であった。放送政策や行政に詳しい委員4人が参加した。武田良太総務相は会合で「国民の疑念を招く事態になっている。正確に徹底的に検証を進めていただきたい」と述べた。
会合は非公開で、終了後に座長の吉野弦太弁護士が会見。放送関連会社「東北新社」の接待と、同社の衛星放送認定や外資規制違反の見逃しなどの関係について調べる。NTTの接待と携帯料金値下げなどの政策決定過程の関係についても調べるという。総務相ら政務三役の政策決定への関与も調査対象にするといった意見も出たという。吉野氏は会見で、「会食を無届けでやること自体、非常にルーズな印象を抱いた。接待する側に何かしら思惑がある。それが行政に与えた影響がどういうものかと感じた」と話した。検証の狙いについては、政策決定が接待で影響を受けた可能性だけでなく、公平性・透明性を欠いた意思決定がなかったかどうかも調べる。
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