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今日の言葉
平和を望むなら自らの国を愛せよ。賢明な指導者は常に自国民と自国の利益を考えるものだ。
トランプ前米大統領 2019年9月国連演説
自己中で保身しか生きる術を知らない日本人が多くなりました。
私が生まれる前後に、波が岩にザブンとかかる銀幕、東映の時代劇がブームになっていました。テレビもなく、娯楽のぜいたくと言えば映画でした。東映時代劇のスターはきら星のように豪華絢爛でした。
次の映画のなかのことばが、思い浮かびました。旗本退屈男のきめぜりふです。
「切り捨てごめん。この額の三日月が目に入らぬか」
その頃の子どもたちの遊びの一つは、「チャンバラごっこ」でした。銀幕スターのまねをして切ったり切られたり、憧れの主人公のマネをして自己満足に浸っていた幼い記憶がよみがえりました。
テレビでは、白馬童子、隠密剣士等、たくさんの子ども向けが放映されました。そんな中で「ナショナルキッド」がありました。“ナショナル“なんて聞いたこともないことばです。後から思い返すと、それは、松下電気、イコールナショナル電気のことでした。ヒーローに社名を使用するとは、さすがと言われる○○です。
ガチャガチャとチャンネル回す白黒テレビ世代は、“団塊“と命名された人たちです。高度成長期から今まで、日本を牽引していました。
その精神を支えていた一つが『勧善懲悪』でした。正義の使者が悪を滅ぼす、という筋書きに夢中になりました。
“勧善懲悪“というバックボ―ンが崩れ始めたのが、『ニクソンショック』でした。
ドル=ショック/ニクソン=ショック https://www.y-history.net/appendix/wh1604-028.html
築いた財産が、一瞬になくなるわけです。世界中がバニックになり、日本では、トイレットペーパー騒動が有名です。
それ以降、『努力すればむくわれる』『正直に生きていれば天はみすてない』、清廉潔白という大和魂がすたれていきました。
「傷つき汚れた私」というフレ―ズの歌がありましたが、現在、日本人のモラルの低下が著しくなりました。特に政治の世界は悪の権化の様相を呈してきました。嘘つき発言、文書改ざん、都合が悪くなると書類廃棄等、自己保身のためなら、恥も外聞もなく、必死になって隠蔽しようとします。
最近の注目されている話題は、菅首相親子と総務省幹部とのつながりです。
首相のご子息に、会食に誘われれば断れないのがお役人、「当たり前だのクラッカー」、NOとは言えません。
国会でウソの答弁をせざるを得ない気持ちは理解できます。しかし文春大砲は、それを打ち砕いてしまいました。会食時の会話を録音されていました。逃げようがありません。
官僚の尻尾を切って、逃げるのは安倍前首相からの伝統の得意技です。どのような質疑応答がされるのか、22日の衆院予算委員会に注目です。
総務省、幹部2人更迭 接待問題めぐる調査不備を謝罪 https://www.asahi.com/articles/ASP2M658DP2MUTFK00V.html
1972年、“ニクソンショック“以降は、“勧善懲悪“から、金で殺しを請け負う必殺シリーズに移行していきました。行き場のない怨念が渦巻く社会を反映していました。必殺仕掛人のナレーションを紹介します。
はらせぬ恨みをはらし、許せぬ人でなしを消す。いずれも人知れず
仕掛けて仕損じなし。人呼んで仕掛人。ただしこの稼業江戸職業づきしには載っていない
冒頭のトランプ前大頭領の演説内容の一部分です。現在の世界の指導者の中で、大衆をあれほどにひきつけるスピーチができる人はトランプ氏しかいないような気がします。選挙不正によりバイデン大統領に凱歌があがったという話しもありますが真偽はわかりません。でも、トランプ氏を支持する私は復活を願っています。
『最後に悪は勝つ』では何かわりきれないもやもやが残ります。
今日の一曲紹介します。
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