一日が一番長い日というのは、お天道様が出ている時間が一番長い日の事で「夏至」ともいいますね。だいたい毎年6月21日なるようです。とはいえ、このところ朝の日の出が早くだいたい4時過ぎにはだんだん明るくなります。
日本のいちばん長い日というのは、半藤一利さんと大矢壮一さんが著わしたノンフィクションで「 運命の八月十五日」とされ、8月15日にポツダム宣言受諾するまでの1日を描いたものです。映画化されてなかなかスリリング、敗戦がどういう意味であったかを考えさせられました。それにはちょっと早い今日、8月11日が、実はワタシにとって一番長い日になると考えて準備していました。
本日新潟から長男一家総勢5名と、次男夫婦2.5名がやってきます。彼らは夏休みに入って、実家に戻って再会を喜び美味しいものを食べようと、楽しみにしているのです。勿論ワタシら夫婦も、ほぼ二人きりでここ10年ほど暮らしているので、たまに身内が集まって賑やかになることがどれだけうれしい事か。残念ながら1番下の弟夫婦は事情があって加われないことになりました。
第一義的には、何を食べさせるか、であります。この暑いのに家で鍋やらなんやら料理してご馳走を支度するというのはもはや難しくなっております。1歳児、小学生二人に妊婦や酒飲み、そして糖質を抑制しているわたしらと、何を食べるように準備するかは悩ましいのです。ましてや、酷暑の表でBBQなどといった愚挙はまっぴらなのです。
まず昼食、お金が多少かかっても外食で、皆がそれぞれ好きなものを注文するが合理的なのですが、この時期飲食店には家族連れが集中すると容易に想像できるのです。お店側もこの時期予約は出来ません、とする店が多いのです。まぁ、皆がいつ集合するかにかかっておりますから、出たとこ勝負になるかもしれません。
今夜はどうやら、次男夫婦が何か作って持ってくるようで、家内もエビフライくらいは揚げることになっております。二つある冷蔵庫はいっぱいなので、それなりに夜と朝の食事の具材は間に合いそうであります。
しかも、夕方から女子Wカップでなでしこジャパンとスェーデン戦も応援しなければなりません。優勝候補アメリカを破ってきた相手で、高さとフィジカルの強さが持ち味です。これに勝てば、本当に優勝の可能性が見えてくるのです。
ワタシはと言えば、普段散らかし放しの仕事場に、子供たちが乱入することを想定して一応ざっと片づけました。孫たちが望めば屋上のメダカも持ち帰らせることになるでしょう。
一番のミッションが、彼らに相応のお小遣いを用意することであります。長男は交通費をかけてやってくるし、そもそも孫3人を育てているので、お金はいくらあっても使い道があるでしょう。次男夫婦も、最近なにかと気にかけてお土産を持ってきたり、こんどのお盆の準備を手伝ってくれるのです。
小学生の孫たちにもそろそろお小遣いを渡しても、欲しいものや使い道がある歳になっていますから。
ということで、いつもに増して早く、今朝は4時前に起きて種々の要請に対応するために、活動を始めました。孫娘用に二つ印も彫りました。
完全に親ばかならぬ「じじバカ」でありますな。まだ1歳半の赤ん坊だから何もわからないでしょうが。
気になるのは先日発生した台風7号であります。時速10㎞でのろのろ北上しているようです。まともに来ると15日位になると予測されています。子供たちはその頃は当家には居なくなっているでしょうが。近年の異常気象は人智を超え、世界的な大災害を頻発させてきたように思います。これは後戻りできない状況で、これからも想像すらできなかったような過酷な天災が生じる懸念を抱いているものです。
とりあえず、今日は「孫台風」上陸が確実であります。