植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

食えないバナナの木を育てた代償は大きかった

2023年12月22日 | 植物
つい先日、家人に「今年は風邪をひかなかったなぁ」と言ったばかりでした。覚えていないというのもあるかもしれませんが、少なくとも咳や熱で寝込んだという記憶はなく、ワタシのパーツボックスという大きなプラスチック容器に入れてある薬・救急箱の中にも何年か前に飲み残した、医者から処方された風邪薬が少し残っているだけでした。

4日間続けて外仕事、草むしりとアイスクリームバナナの処分をいたしました。依然として「軽い鬱病やら高血糖」は持病のようにあるので、気を使いながらの作業で、せいぜい一日2時間程度であります。アイスクリームバナナは、丁寧に冬越しをさせ、肥料もたくさんやって今年初めて3房の実が付いたのですが冬を迎える前に成長・成熟が止まった様子で、大きくならず、3か月以上経過しても中の実の部分は固くすかすかしておりました。黒い種らしきものがあり試しに齧ってみてもほとんど味はなく、エグミだけ残って到底生食に耐えるものではありません。開花後110日ほどで収穫し、2週間ほど追熟させるなどという記述もありましたが、そんなもので何とかなりそうになかったのです。

どうやらアイスクリームバナナは、アイスクリームのような食感で甘いものと「調理用」と2種類あるようなのです。うちのが前者であったとしたら、当地の環境や育て方では美味しく食べられるまでにいかない、と確信しました。また、調理用だとしたら、全く不要、バナナの天ぷらなど食べたくもありません。それで4年越しで育ててきたバナナの木を伐り倒して完全に撤去することにしたのです。隣の家の2階までの高さになるのでいい迷惑でもあるのです。

バナナの茎は1年で直径30㎝近くまで太くなり、3,4mの高さになります。葉っぱも大きく、切り取るのは容易でも処分するのは難問になります。木質ではなくほとんどが水でできた太い茎なので、1m前後に刻んで一所に積み上げておこうと思います。これに米ぬかやらもみ殻を混ぜて「発酵促進剤」を振り掛けたら「ボカシ肥料」みたいな、たい肥が出来るのではないかと期待しております。こんなのを一般ごみの日に混ぜて出したら怒られるでしょう。

さすがにバナナの木を掘り上げる気力も体力もありません。除草剤の原液を3倍程度に希釈した濃厚なものを、切り口を中心に撒きました。これで1年も経てば全部腐って溶けて土に戻るはずであります。

二日がかりで作業するうちに鼻水が止まらなくなったのです。これは風邪の引き始めに違いありません。汗が体を冷やし、冷たい風が吹いていました。とりあえず漢方「葛根湯」を飲んで様子を見ます。今日は、今年最後の書道教室の日ですが、もう欠席しました。体がだるくて重くてなんにもやる気が起きないのです。熱はなさそうですが、これも油断できません。

今日はこのブログを終えたら、何もしないで「寝る」に徹しようと思います。

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2 コメント

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お疲れ様 (みこのひとりごと)
2023-12-22 14:46:29
こんにちは。
寒い日に畑作業は大変です。
風邪の引きはじめが大切です。
温かいお鍋でも食べて
早くお休みください。
お大事になさってください。
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みこのひとりごとさんありがとう (槐松亭主人)
2023-12-23 05:55:43
いつも拙文をご覧いただき恐縮しております。

心の風邪と、体の風邪両方に罹ったみたいです。
こんな時に優しいお言葉は心に沁みます。体調不良が続き夜8時過ぎに床に入るようにしています。

今日はジャガイモの収穫予定なんです。風邪くらいだったらどうということもありません。

本当にありがとうございました
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