植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

冬が来た 氷が張った さぁ忙しい

2021年12月19日 | 植物
この冬、初めての結氷であります。いよいよ今年も終わりなんだなぁ、などと悠長な事を言っている場合ではありません。諸事雑事にかまけて植物たちの冬越しの支度がまだ中途でありました。

最初に、屋上の温室(兼サンルーム)の電気ヒータースィッチを入れます。屋上のメダカプールには氷が張っている、ということは昨夜から朝にかけて零下になっていたということです。プルメリアや源平カズラなどはすでに格納済みでしたが、開花中の沖縄チーム、ブーゲンビレア、ハイビスカスは屋外で凍えています。おっと、サンユウカやパッションフルーツもまだ外だった。

次に、ベランダに置いた台湾原産の月下美人と満月美人もでした。まだ花蕾が二つ付いているので油断してましたな。これは背丈ほどに伸びて鉢を重くしているので動かすだけで大変なのです。それから植え込みに置き放しの沖縄の果樹「ロンガン」もやっとのことで2階の物置部屋まで運び込みました。重たいもの大きいものが後回しになっていたのです。

問題は置き場所と、害虫です。すべて鉢物で冬以外は屋外に置いているので鉢裏にダンゴムシやナメクジが潜んでいます。過去数回、ワタシの隠れ家(仕事場)で虫などの大量発生により親子ケンカが起きました。たまにこちらに来て寝泊まりすることがあって大騒ぎしやがるのです。ふん、たかが虫じゃないか。とはいえ、こちらは出来るだけ事前に殺虫剤や乾燥させて虫を追い出すなどの対策は致しました。これで室内でプレートと鉢にもう一度誘引殺虫剤を撒きます。

これから、ハイビスカスを剪定して温室にしまいます。マイガーデンと果樹エリアをチェックします。非耐寒性の球根類や鉢物はまだ10個以上屋外に放置しているはずなのです。それがすんだら、メダカプールの引っ越し、汚れたプールの中のメダカたちを順にきれいな水を張ったプールに移し替えているさ中に冬に突入してしまったのですが、仕方ない、冷たい水にてをつっこんで作業にかかります。

さらにジャガイモもこの寒さで葉が萎れ黄色くなります。収穫をせねばなりません。 

自分が生きていくことも大変ですが、何かを養い、育てていくこともなかなか骨が折れます。でも、おかげで春になれば緑が吹き、夏や秋には花が咲き美味しい果実まで恵んでくれるのでやる甲斐があるのです。

コロナがしばらく感染者が減っている状態になっています。ここで孫娘が先日生まれ、次男と三男があい次いで結婚式を挙げることになりました。今までの生きていた中いろいろ苦労がありましたが、それでも実を結び幸せそうな子供たちの顔をみると、今少し頑張らねばと思います。

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