自治会長なんか二度とやるもんかい

昨日は午前中は書道教室の稽古、遅いお昼を食べたら、自治会の歳末の夜回りのお弁当手配などをして、懸案の役所回りをしてまいりました。

　正直370戸ほどの町内の自治会役員には、物わかりの悪い人から意地悪、自己中など様々な人が入り込んでおります。自分たちのこと（今までの町内の問題を放置して）は棚に上げて、ワタシ（会長）の言うことなすことにケチをつけてくるのです。そのほとんどが、今まではこうしていた、今のやり方が正しいので、新米の会長はつべこべ言わないで、今まで通りのことをすればいいという論調なのです。

　挙句の果てに、会長がそんなことを言うなら役を降りると脅かしてきます。当方もどうぞどうぞとはいえず、なんとか折り合いをつけてきたのです。一番働いて、苦労しているのはワタシ「わ・た・し」なんですよ。会長などやりたくて引き受けたわけも無し、他になり手が居ないから渋々やってるのです。

　忙しい中警察と市役所に出かけて行ったのです。まずは平塚署。ご近所さんから、市道の横断歩道の塗装が消えてあぶないからなんとかしてくれ、と言われていたのです。住宅地の通学路にあたるところで、近所のホームセンターや中規模の工場が数事業所あり、大型車やら裏道を通る車やらで通行量が多いのです。そこで、白線を引き直してもらおうと乗り込んでいったのですが、総務交通課という部署には人がおらず、受付の女巡査が、呼びますから待っていて、というのです。

　ところが20分経てども誰も戻らず呼ばれもせず、しびれを切らして奥にいって声をかけると「キャンペーンやらなにやらで出払っている、他にも相談で待っているので順番で」というのです。しまいにアポを取ってこいと。だったら待たないよ市役所に回る用事があってこんなところでぽかんと順番待ちなどしてられません。だったら最初からそう言えばいいのに。市民がみんなボケー

っとして暇つぶしに来てると思ってるんかい。ぷんぷん怒って、また出直すと言い踵を返したのです。

　気を取り直して市役所に、書類を提出に行きました。まず青少年課というところに、「青少年指導員」の推薦書を届けに行きました。2年に一回こうした市から嘱託を受けた地元市民のボランティアを定め、地域活動をしてもらうのだそうですが、自治会の理事では無く、あくまで市直轄の役職です。それを自治会長が人選をして届け出するという妙な制度なんです。

　今や若い人は少なくなり人口自体減少し高齢化しているというのに、こういう役を引き受けてくれる人はどんどん少なくなっています。一銭にもならない奉仕活動を気持ちよく引き受ける人などざらにいません。そもそもこちらは、地元の事情がイマイチ分からず誰が適任かなど知る由もありません。たまたま御神輿の評議員の仲間がその仕事をしていたので、引き続き来年もやってくれるよう頼んだのです。そもそも自治会にオブザーバー出席しているのにそうした市役所直轄の役職に限って自治会で混ぜっ返す発言を繰り返すのです。彼らは10年以上もやってるので、昔の事を知ってるから、とばかに偉そうなことを言います。

　市の職員は、こちらでは受け取れないというのです。みなと地区を束ねるみなと自治会連絡協議会（自治連）会長が取りまとめしているからそこに持っていけというのです。この紙のどこにそんなことが書いてます？何故？　各自治会の人選を自治連がチェックするのは変では無いかと思いますね。市から委託する様々な民間委員を選ぶなら、自治会長を通さずやりなさいよ。こちらが苦労して頼み込んだ人がもし自治連会長に却下されたらどうするの？

まことに腑に落ちない話でありますが、ここも用が終わらず3件目、防災関連の補助金受給のため、災害対策課に赴きました。郵送でも構わないのですが、今までの経験から何度も突き返されるので直接窓口で記入するのが得策なのです。関係書類を提出したところ、まず自治会長の名前が変わっているので、通帳のコピーを寄こせと言います。何？いちいち毎年そんなことをやってるの？市役所に新会長の届け出をしているのだからそっちで確認しなさいよ。

　更に購入した災害用非常食の名前が変わっていたので変更手続きをしろとぬかします。「なんとかパン　チョコチップ入り」が「なんとかパン　リンゴチップ入り」に変更になってるというのです。市役所で何度も書類をやりとりしてるうちにチョコチップが売り切れ欠品になってたので同じ商品同価格のリンゴに変えただけなんです。こいつらどれだけ暇なんだ？

　たった24000円の補助金を出すのに、半年にわたって3回も別の書類をいくつも作成提出させ、その都度こまかなところが足りない直せと、言ってきました。この程度の補助は、戸数割で定額にし期初に振り込んで、使ったものの領収書を送付しろで済むレベルなのです。くそ役人はこんなくだらない事務を嬉々としてやり高い俸給を貰ってるのです。　

　いいか聞けよ。「君たちの生活や事業を支えている金は、みんなワタシ達が払った市税・地方税なんだよ。」もったいつけて、恵んでやるから言うとおりにせい、ありがたく思えという態度みせるんじゃない！

寒く、憤懣やる方無い朝であります。