植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

Facebookで知り合う「女性医師」にはご用心

2024年11月26日 | 時事
加入したのはいつかよく覚えておりませんが、ワタシは、このブログの他にはグリーンスナップという写真の投稿サイトと、Facebookをスマホで利用して居て、お友達もボチボチ増えて40人を越えました。ただ、全く知らない人がいきなり友達になってくれと言うのは十分警戒せねばなりません。特に若い女性はいけません。なにか別の目的があって友達になって、と登録している可能性が極めて高いからです。これがロマンス詐欺とか詐欺メールとかの相手先になるのです。

 そのFacebookに先日の事、39歳で娘さん一人がいるという女性から友達要望のメッセージがありました。普通だったら即消去にするところなのですが、その方の登録された友人がその時一人しかいなかったで、ランダムに相手探しをする迷惑メールとは違い、Facebook初心者かもと思ったのです。

こう書かれていました。
「元は日本人で、小さい頃アメリカに養女として渡米していった。長じて米国政府に20年くらい勤めている整形外科医になり、今はガザで救急患者担当医としてで若い医師と働いているが、命懸けの危険な仕事という事で退職願いを出した。
夫は四年前に交通事故死、娘が1人でアメリカの学校に寄宿しているので会いたくて仕方ない。」

というストーリーを英語で伝えていたのです。出来れば日本に移住したいと。
そして英語と日本語ごちゃまぜででやり取りしていると、すぐにLINEのコードを教えてくれました。
 すでにここで「怪しい」と思わなければいけないのですよね。全く知らないどこの誰だかわからない赤の他人と何分も立たずにLINEを繋ごうと言うのはやはり怪しそう。
ところがこのワタシ、ここでイタズラ心を出してLINEを繋げて見ました。すると立て続けに英語と日本語を入れ替えながらLINEにメッセージが入って来ました。

 そこで、もう既にアメリカ政府に退職届を提出済みだと書いてあったのです。また、こちらから、何かわからない事があれば遠慮しないでと日本語で書いたら、いきなり「どうしてそんな事を書くの、協力してくれないの?」と誤訳したように書いて来ました。次々に布石を打っている感じですね。

こんな回りくどいやり取りで、どうやら相手はコチラを何日か何週間かかけて自分の事を信用させることと並行して、こちらの個人情報を聴き取ろうとしているのでは、と感じたのです。
 これで信頼関係を結んだ相手に何かしらの金銭を要求するのでは無かろうか、と思うと全て辻褄があってきます。ネットで詐欺 医師で検索したらやっぱり出て来ましたよ。整形外科医までピッタリ。紛争地域でアメリカ政府から派遣された整形外科医、娘を本国に残しているというストーリでありました。

相手のDr.emiさんは二日続けてLINEのメッセージを送ってよこしました。日本語で優しくも愛情たっぷりのコメントでした。LINEは、こちらが当該メッセージが入った会話ボードを削除しても、相手方がそこに何か書き込みすれば復元されます。なので先ほど、彼女の言ってきたIDを「ブロック」先に登録しました。
たぶんこれで相手方からはLINEでは何も言ってこれないでしょう。当初にやり取りしたFacebookに何か言ってくるかもしれませんが、これは無視すれば相手も「ばれた」と思って諦めるでしょうね。

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