植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

知らないメールは見ず削除

2024年11月20日 | 時事
今朝も詐欺メール関係のメールが2通届いております。
最近毎日のように届くのが「JAネットバンク 」で、口座はおろか一度も取引をしたことはありません。そこから、「下記内容の提出に協力」しないと利用制限をかけると脅してきます。
もう1通はJCBから【偽サイトから電話認証に誘導する詐欺にご注意】 で「悪質化したフィッシング詐欺 」の見分け方や対処の仕方を説明しているので、恐らくこれはまともなJCBからのメールに間違いなかろうと思います。勿論、だからといってJCBのリンク先へ行くことはしませんね。

その前は「労働金庫」からJAネットバンクとほぼ一緒のメールが届き、指定したリンク先で手続きしないと口座取引を制限します、という文面でした。労金にも取引はありません。

 取引が無いから、被害は無かろうと言って安易に指定されたリンク先に飛んでいくのは愚の骨頂です。その瞬間からこちらの情報がどんどん抜き取られます。まず「こいつはカモになりそうな人種」に識別されます。口座の有無にかかわらず安直にリンクに飛び込んでくるというのは詐欺対象の絶好の見込み先になるからです。

それだけで、①メール先が動いていて、反応がある ②取引が無くても個人情報とメールが結びつく ③金銭的な詐欺までいかなくても別の方法で詐欺対象になる ④同業者同士で、ネット上でアドレスや電話番号などの個人情報を得るとそれ自体が取引対象になる。といった危険な状況に置かれることになりますね。

 ではなぜ私の所に次々にメールが届いているか。これはあくまで想像ですが、過去にネット上でやりとりした商品購入でメールアドレスを公開したことが過去何回もあるからです。今のように詐欺メールが飛び交う時代ではありません。数十年前から同じアドレスを使っております。それがどこかで漏れたかもしれません。となると、これからも「生きたアドレス(しかも名前も判明)」として詐欺グループの詐欺対象リストに入っている可能性が高いのです。

これまでもりそな銀行などの都銀、農協、プロミス・アイフル・レイクなどのサラ金系と全く取引の無い会社からメールが届きますが、全部無視しています。先日はETCマイレージサービスという正体不明のメールもありましたね。 

 メールが送られようになったのは、仕方ありません。一旦外に出てしまったらメアド自体を変えるしか手はありません。まぁ鬱陶しいですがとりあえず実害はないでしょう。問題はそれに返信する・指定先のリンクをクリックしてそちらに飛ばされることであります。
ここから想像です。行った先では氏名年齢誕生日・住所などが聞かれるでしょう。そして一番危険なのが金融機関などの取引を開示し、最悪は「パスワード」の開示でありましょう。相手はその道のプロです。うまいことやって個人情報を引き出すに相違ありません。それどころか資金さえ騙し取ることになりますね。
今日の標語
「気を付けよう 知らないメールは見ず削除」

最後に私なりの詐欺メール判別法
①自分の姓名が入ってこない(宛先に「自分」と表記される)。これは不特定多数を対象にしたメッセージの場合はやむを得ないが、個々の取引での照会では、まずあり得ない。
②必ずリンク先が挿入されるが、そのアドレスに企業名が表記されない。
③相手の担当セクションや名前が無い
④リンク先に飛ばないと(何らかの手続きをしないと)取引制限をちらつかせる。

などであります。世間ではこうしたメールの一部を「迷惑メール」などと呼んでいますが、とんでもない!!、れっきとした犯罪で「詐欺メール・窃盗メール」と呼ぶべきだと思いますね。

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