アメリカの大統領がトランプさんに決まったのだそうです。彼は口が悪くケンカっ早いので、いささか品格が落ちるという印象ですが、アメリカ自体がそう言う国だと思えばピッタリかもしれません。彼は、もともと民間出身不動産王で巨額の資産をバックに45代大統領の座を得た人です。
一方落ちた女性候補民主党のハリスさんは、事前の予想と違ってかなりの大差で負けました。そもそも前政権の副大統領というポジションからして、やや格下の感がありました。レディファーストの国というのは、政治の世界では通用しないようです。この国で女性大統領というのは過去一人もいません。
いずれの候補が大統領になってもこの日本に大きな変化は生じないだろうと思ったら、とりあえず円安ドル高で株価が高騰していますね。それもハリスさんが勝ったら暴落したとも思えません。株価はいつだって上がる理屈やきっかけ探しをしているものですから。
アメリカは人口3億3000万人を超えていて日本の3倍近くです。そんな国からトランプさんの再選という結果が、どうにも不思議です。もっと素晴らしい若い人材、例えば暗殺されたケネディさんみたいな人が出てこないのでしょうか。
もしかしたら、アメリカは銃社会で大統領になったら撃たれると、身にしみているのかもしれません。今回も選挙戦の最中、トランプさんの耳をかすめていった銃弾がありました。大統領になると撃たれる危険が大きいと賢明な人は避けるものなんでしょうかね。まさかトランプさんが命がけで自分が襲撃される事で選挙戦を有利に戦おうと仕掛けた訳ではありませんでしょう。
さて一方我が国はどうかと言えば、自民党の前幹事長、石破茂総理が地味に政務をこなしているようです。もとは銀行マンで実務には精通しているのでしょうが、前総理から引き継いだ途端、衆議院を解散し、いきなり与野党逆転となりましたね。何故解散を急いだのかは謎ですが、結果として読み違え政局を混迷に導きました。早くも自民党内では石破さんに責任を取らせて辞任させようという動きがあります。もしそうだとして、次は誰か?まさか岸田さんというわけにもいかず、小泉進次郎さんはさすがに経験不足でねじれた国会を切り盛りするには若すぎますね。ましてや女性宰相などという選択も出てこないでしょう。
アメリカも日本も人材不足なのですか?。長期的な不況風が止まず、ついにはアメリカの外国企業への増税方針をきっかけに、収益が大幅に減った日産など国際的企業が大規模なリストラを始めるようです。企業の業績不振、少子高齢化と人口減少、など日本の景気が上向く気配がありません。今だからこそ与野党が力と知恵を合わせ新たな政策を積み上げて、将来に期待感を持たせる政治をしてほしい、と思うのはワタシだけでしょうか?
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