ここ20年ほど、朝食はパンと決めております。日本人の米離れ、食の欧米化が言われて数十年です。日本人はお米でないと、という発想ももはや時代遅れであろうと思います。原材料が米か、輸入している小麦かの違いで語るのはお門違い、ワタシ達の食しているものは7割が輸入品だそうですから。
日本の食卓に乗る食パンと言うのも、どうやら日本固有に近いものがあるらしく、欧米人などに言わせると「柔らかすぎてパンじゃない」という意見が多いようですが、概ね肯定的で、調理パン甘いパンなどバリエーション豊か、日本人の食文化の奥行きの深さの象徴でもあります。
ワタシがパン食に拘るのは、単純にお手軽だからです。誰の手を煩わせるでもなく、買ったパンを焼くか温めるかするだけ、コーヒーで間に合います。ご飯だと、お味噌汁やおしんこにおかず(焼魚笑)みたいなものがセットになります。食器もいくつも必要ですし、なにより朝の忙しい時間帯に煮炊きする手間は煩わしいのです。そういう意味では、毎日おにぎりだけあれば、それでも構わないのですが。
コーヒーは、お手軽なパック入りのアイスコーヒーか、ネスプレッソです。もしもコーヒー好きなら、毎日豆をひいてドリップするのが理想ですが、これも手間と時間が惜しいわけです。
それでパン、例によって、情報収集に余念のない家内が、犬友さんから仕入れてきたネタが「ホームベーカリー」であります。朝がパン食なら自分で焼いて食べるのが一番おいしい、という情報でした。早速調べてみると、まぁ沢山あります。出てくる評判は、飽きて使わなくなる、大家族向けでパンが残ると固くなってしまうというのが多かったのです。夜中に音がうるさいというのもマイナス点の様でした。
今の家庭パン焼き機は、形と大きさが限定されるし、当然、中に何か挟むなどと言う芸当も出来ません。丸みを帯びた食パンのみなのです。ブドウパンとか牛乳パンとかのバリエーションはあるようですが。でも、パンを買いに行かなくて済む、焼き立てのパンの香ばしいこと、無添加だし、という意見も捨てきれません。
更に調べてみると、材料は買いそろえなくてはなりません(当たり前)。イーストや小麦粉も新しいものがいいようです。しかも一斤当たりの原材料費が100円以上とくると、安上がりとも言い切れません。機械の洗浄も手間のようなのです。
ワタシは、せいぜい食パンの一枚で事足りるので、結局焼いたパンは食べきれない、というのが結論であります。どうせ買い物には出るので、その都度気に入ったお店のパンを買えばいい、アンパンでもカレーパンでもサンドイッチでも、食べたいものを買ってくればいいのですね。
そういえば、ネットで調べると、調理家電で使わないもののトップテンなどが良く出てきます。上位の常連はタコ焼き機・ジューサーミキサー・フードプロセッサーあたりのようです。ホームベーカリーも堂々トップファイブに顔を出しています。うちで、滅多に使わないものは、ホットプレート、ホットサンドメーカー、ザイグルボーイあたりですね。
ウチは、恐らく無駄になるであろうと買わずじまいの家電が、ジューサーやフードプロセッサー、タコ焼き機などなのです。トースターもありません。
その代わり、オーブントースター・電子レンジ・コーヒーメーカーは大活躍であります。歳を取ると毎食手作り料理も考えもので、出来あいの総菜を温めるか外で済ますほうが、手間もかからず、いろいろな美味しいものを楽しめることにもなります。
家内の口ぐせは、作るのに1時間食べるのに5分。
食パンは、お隣さんから週に何回かは頂きます。お隣さんは交友が広く優雅な親戚も数人居て、もらい物が多いのだそうです。お惣菜やらお菓子までも毎日のように届きます。勿論こちらもお返しは致します。持ちつ持たれつなのですね。
持つべきものは、調理家電ではなく、まめで気前がいいお隣さん。パンも焼くより買うより貰うもの。これがどうやら理想形であります。
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