植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

秋 いよいよ本番

2022年09月03日 | 植物
毎日、家内による、明日は「暑くなる」とか一日雨が続くとかの天気予報を聞き流し、自分の勘や体で感じる気温や風で、天気の移り変わりを予想することにしています。彼女のことは信頼していますが、お天気だけはスマホに流れるニュースやテレビの天気予報の受け売りなので、イマイチ信用できません。このところ秋雨前線やら大型台風やらの影響で雷雨・集中的な大雨が続いておりました。

秋野菜・冬野菜の植え付け、伸びすぎた植木の剪定、わがもの顔に伸びている雑草の駆除と、やることが沢山あり過ぎなのです。昨日なじみのカナちゃんの花屋さんに行って「ヤマボウシ」の苗を買い、近所のホームセンターで、切れなくなった剪定ばさみを買い替え、大根・キャベツ・レタスの種を買っておきました。

今朝は貴重な秋晴れであります。天気予報は見てませんでしたが、ともかく、明日は外仕事が出来ると感じて準備していたのであります。なので、家にこもって篆刻をやっている場合ではありません。


最初は、今年頑張ったスイカの始末です。一個だけ残った最後の大玉スイカをちょっと早いですが収穫し、蔓をすべて除き、その周辺に生い茂った雑草を抜いていきした。マイガーデンはある意味植物の楽園、そこに、家賃も払わずわがもの顔で蔓延る雑草、どちらが支配者か思い知らせるのです。で、作業中見つけたのはコガネムシの幼虫です。こいつらは許可なくワタシの土地に跋扈し草木の根を齧りつくす害虫です。即座に特効薬「ダイアジノン」を散布いたしました。

ヤマボウシは「ハナミズキ」の仲間、ワタシはこの実を食することを目的に、過去2度植えて枯らしました。育てやすいと書かれることがありますが、どうしてどうして、なかなか気難しいのです。乾燥を好み根腐れしやすい、というのが基本ですが、砂交じりの土地に地植えしたのが3年持たずに枯れました。西日を嫌うが日照は好む、という樹木は多いですが根付いたものが枯れるというのはそうはあるものでは無いのです。

今回は、作戦を変え2年ほど鉢植えで大事に管理し、その後適地を探して地植えしようというわけです。赤玉7割腐葉土3割という定番の植土に少し化成肥料を混ぜて鉢植えしました。実つきの苗なので、ちゃんと育てれば今年赤く色づいた実を食べることが出来るでしょう。

リンゴふじの一つが虫食いになっていたので、味見・試食とばかり、採っていただきました。完熟では無くても甘さと酸味があり爽やかな味と固い食感、結構なおやつになります。

今年もベラドンナリリーが咲きました。エキゾチックな香りで存在感のある花であります。

しかし、同じ鉢から隣に咲いたのはピンク色の花、はてこれは何だったか?
しかも、よく観察するとこの花の花茎やガクにびっしりと茶色い虫の卵が産みつけられていました。ヨトウムシでは無いです。あいつらの卵は真っ白、そもそも葉っぱの無い植物には産み付けません。なんの卵であれ、100%害虫ですから速攻でフマキラー噴霧。

間もなくこの秋のメイン・真打のぶどう「甲斐路」が収穫できます。ビニールの屋根を設けてから見違えるように葉っぱが健康になり、数多くのブドウの房が下がってきました。ジベレリン処理が遅れて多分種有り、摘粒・摘果も手抜きしたので、数が多い分粒が小さいのは致し方ありません。ともかく血糖値には注意しつつも、無農薬有機栽培で育てた甘いブドウを口にできるのが楽しみであります。

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