ワタシがガーデニングに傾倒するようになったのは8年前、長年勤めた金融機関を定年退職した時からであります。
その最初はご先祖さんが残した僅かな土地(草ぼうぼうの薮)十数坪でした。それまで車を1台か2台置かせて駐車料を貰っていたようです。そこに目を付けたワタシが、開墾することにしたのですが、その地盤の悪い事、砂地がベースで石ころやコンクリート片など「ガラ」と言われるものがびっしり埋まって、鍬など全く刃が立ちません。
来る日も来る日も、ツルハシとショベルでその固い土地の端から掘り起こし、篩にかける作業が続きました。少なくとも膝の高さまで掘って土に入れ替える作業です。半分以上がガラで、その分嵩が減り土地が低くなるので、ガラの処分がてら黒土の搬入を業者さんに依頼しました。
そして、黒土と砂の混じった畑が出来上がったのは初めて半年位経った頃でしょうか。そこで何を植えるかは決めておりました。食い意地が張ったワタシですから食べ物、しかも果物好きなので、果樹園にしよう、と思っていました。
それ以来、思いつくものは何でも植えていきました。イチジク・柑橘・りんご・ぶどうなど素人なので、何も考えず兎に角苗を入手しては空いているスペースに植えたのです。
そんな苦労は半分くらい実りました。ワタシの果樹コーナーには今現在、木から直接とって口に入れることができるものが数種類あります。本日はそんな小果樹・果実を紹介いたします。果樹コーナーはこんな感じでびっしりと隙間なく植えております。全部果樹であります。
まずは枇杷、これがカラスの好物で今その対策を考えているところです。
次はジューンベリー この後はいくつかベリー類になります
こちらはゴルフ場の山の中から移植してきたキイチゴです。こんなのを植えている人はあまり見かけません。美味しいんですよ。
こちらは言わずと知れたイチゴ。これだけはプランター栽培です。
果物とはいえませんが「グミ」であります。
現在生長中のブドウ(シャインマスカット)の蕾
プラム
勿論これ以外に、柿・リンゴや柑橘、フェイジョア、アイスクリームバナナなどいろいろあります。夏から秋にかけて成長し熟してくれることを願ってやみません。
残念ながらバナナは、熱帯性なので昨年結実しましたが、熟す前に寒くなり食べられませんでした。温暖化がよほど進まないとまず無理でしょうね。ブドウなどは①雨に当てない ②消毒する ③袋掛けするなどいろいろと手間がかかるので、無農薬を実践し、多忙で体調不良の今年の状況では収穫はあてにならないと諦めております。
上の写真では、枇杷以外は、収量が少ないイチゴや小果実なので、ほぼ100%ワタシのお腹に入ることになります。お金がかからず1円の収入にもなりませんが、食い意地が張って貧乏性のワタシにとっては、なかなかの贅沢なのであります。