ども。みなさん、ご無沙汰しております!って、みなさんってほど多くの方に見られてないと思いますが、まだまだわれら一家はメリーランドに健在です。
夏休み終わりましたー。大変でしたー、3か月。キャンプ(夏期学校のようなもの)への送迎から始まり、勉強に付き合ったり、遊びに連れて行ったりで、ヘトヘト。家族に3食提供するので精いっぱいな日々でしたーぁぁぁ
8/31(月)から学校が始まり、めでたく1stグレードに進級したひーくんです。いやー、時間たっぷり♪掃除して洗濯して買い物してもまだまだ息子は帰ってきません。しあわせ~
というわけで、この夏の旅行記を書いてみようかと。
在米3度目の夏の旅行は、地味~に車での旅といたしました。移動に時間がかかりますが、荷物の量をあまり気にしないでいいのがいいですねー。安上りですし。
旅行した日 : 2015.6.27(土) ~ 2015.7.5(日)
Niagara(Canada) → Tobermory(Canada) → Chicago(USA)の順に観光してきました。地図で見ると1ページに収まるし、大した距離ではないと思われますが、実は長距離の移動でして、ドライブだけの日が3日半もありました。
こんな感じに一筆書きの旅。
では、ナイアガラ・フォールズから。
出発の日は、いきなり7時間ドライブの日。10時に出て、20時に着きました。あれ?グーグル調べより早いだなんて、素晴らしい!
ナイアガラには2泊。ホテルは、滝から車で30分の「White Oats Resort」。アウトレットの近くです。ちなみにカナダ側。雰囲気もよく、アメニティや部屋の広さも申し分ない素敵なリゾートホテルでしたが、周りにレストランがないのが難点。ホテル内に2つレストランがありますが、「Play」は安いけどいまいち。「Liv」が美味だったのが救い。
■滝
翌日、滝を見に。小雨の降る肌寒い日でした。観光客も思ったほど多くなく。
世界三大瀑布の一つというだけあって、迫力満点。一度は見ときなさい、と誰もが言うのにもうなずけます。でも私の本心はイグアスの滝の方を見たいな~、なんて。
岩肌の上に乗っかった水がすごく透明で、吸い込まれるように落ちていきます。一緒に落ちて行きたい気分にさせられるちょっと危うい近さです。Table Rockからの眺め。
滝を間近に見られるボートツアー。カナダ側から出るボートは「Hornblower」という名で、赤のポンチョが支給されます。アメリカ側から出るボートは「Maid of the mist」という名で、青のポンチョが支給されます。どちらも、滝への接近は同じくらいでしたが、船の大きさは赤チーム(カナダ側)が大きかったです。
みなさん、びしょびしょになったわ~と帰っていくのですが、ボートの縁に行かなければさほど濡れません。こわがりひーくんが、縁に行かせてくれなかったので、私たちはほとんど濡れず~
滝関連のアトラクションやビューポイントは数ありますが、所詮「滝」ですし、よほどの滝マニアでなければ、このボートだけで十分楽しめると思います。スカイロンタワーに上るのもいいでしょうけど、私たちは天候が悪いこともあり、早々に退散。午後は、ホテルのプールを満喫したのでした。ジャグジーもあって気持ちよかった~
旅行3日目は、トバモーリへ向かいます。
この地を選んだ理由は、Google Mapとにらめっこしていた夫の直感。当初の予定は、ナイアガラとシカゴのみの観光だったのですが、この2拠点間は9時間ドライブときたもので、せっかくだからどこかに寄りたいね、てなことからでした。しかし、ナイアガラからシカゴに向かう道には、目ぼしい観光地がなく、候補地が決まらず。そんな中、端っこ好きの夫が見つけた、オンタリオ州の半島です。
ナイアガラから4時間の距離ですので、朝はのんびり。サンドイッチを作って、10:30にホテルを出ました。のんびりドライブして、到着したのは16時。
実はカーナビにカナダの地図を入れておらず、オンライン購入したものの、本体の制限容量を超えるデータ量のため追加できず、カーナビなしのドライブでした。でも大丈夫!WiFiが使える時に、経路をiPadに保存すれば、オフラインでも見られるんです。現在地の確認は自力、ナビゲーションもなしですが、経路の線があるだけ、紙の地図を見るより100倍マシ。かくゆう私は、方向感覚が皆無というかマイナス点(必ずといっていいほど反対に行こうとする習性がある)なので、助手席でナビの役目は必然的に夫。
私たちのイメージしたトバモーリは、”なーんにもない辺鄙なところ”。が、着いてみると、意外な賑わい。ハーバーの周辺にいくつもレストランがあるし、スーパーも悪くない。トロントから3時間半であることを考えると、トロントニアンのリゾート地として有名なのかも。
■ヒューロン湖に浮かぶ小島へ
この船で、Flowerpot Islandへ向かいます。途中、湖底に沈む難破船を見られるということで、ワクワク♪
ボート乗り場は、泊まったモーテルのすぐ道を挟んだ先で、モーテル利用者は割引あり。Bruce Anchor Motel and Cruises
同じクルーズが、繁華街(メインハーバー、レストランが集まってる方)からも出ています。多分こちらのほうがメジャーなのでしょう。参考までに。The Blue Heron boat Cruises
半島の岸には、別荘がいくつもあり、どの家もボートデッキを持っていました。ひーくんよりも小さな子がカヤックを上手に操っています。
でたー!これこれー。18世紀に難破して沈んだままだそうです。大昔ですから、木材でできていて、近くで見ると質感が生々しく、ちょっと怖いのですが、水が透き通っていて、とても綺麗。神秘的にも思えてきます。
この船のほかに、ヒューロン湖には21隻の船が沈んでいるそうで、この船のすぐ近くに沈んでいた船は、火事によって沈没したそうです。
乗船者は助かったのでしょうか。。
さて、Flowerpot Islandに近づいてきました。岸壁が風化して、不思議な形の柱となって残っています。
上陸して、近づいてみるとこんなんでした。
灯台です。え?灯台?ええ、灯台なんです。昔は、それは立派な灯台で、人も在中し海の安全を守っていたそうですが、全自動となった今は、こんなそっけなーい形なのでした。
ほとんどの人達が、この島で夕方まで遊んだようです。私たちはお弁当を持ってこなかったので、島の見どころだけ見て帰りの船に乗りました。
■ボート乗り場からの夕日
虫がすごいのでbug off忘れずに。
■灯台
上の写真にもちょこんと移っているかわいい灯台。岩場の上に建っていて、風が通って気持ちのいいところでした。朝方、釣りをしている人もいて、高い岩に座って湖を眺めると心が和みます。ひーくんも気に入ったようで、長い時間、岩から岩をぴょんぴょんと渡り歩いていました。
なごり惜しくも、旅行5日目は次の目的地に向かいます。夫が中学・高校時代を過ごしたアーリントンハイツ(シカゴの郊外)へ。9時間ドライブのため、朝早くに出発です。
■シカゴ名物 渋滞
米北東部から来ると、シカゴを通ってアーリントンハイツに入ることになります。シカゴはただでさえ渋滞で有名なのに、平日の夕刻にここを通るハメになり。がっつり2時間程はりました。東京並み。国境付近でも渋滞があって、結局12時間以上かかったー。
■モール
1971年に作られたイリノイ州最大のモール、USA内でも何本かの指に入るのだそうです。シカゴと言えば建築で有名ですが、このモールにも斬新さが取り入れられていました。坂になっている通路がいくつもあり、見た目に楽しい。
夫が滞在した38年前は、モールができて数年の頃。ここに来ること自体が一大イベントだったそうです。内装はリニューアルを重ねて様変わりしていますが、建物は変わっていない!と感激の様子でした。
■スーパー
シカゴのスーパーといえばこちらだそう。ロゴは少し変わったと言ってましたが、夫の大好きな映画「Blues Brothers」にも登場していたこともあり、感激してました。
■地元探検
シカゴ郊外のこの地に、4泊しました。一応この旅行のメインということで。夫の通っていた高校のすぐ近くにホテルを取ってよかった!こんないいものを発見しました。
これは、ドラムのヘッド部分だと思われます。「Thank you for supporting the Prospect Marching Knight」と書かれている部分があり、まさに夫の卒業校。夫もこのマーチングバンドに入っていたので、これまた感激なのでした。
「Supporting」というのは、マーチングバンドのためにお金を出してくれたという意味。きっと、高校関係者がこのレストランで食事をすると、売上の一部を寄付するなどの仕組みになっているのかと思います(アメリカでは一般的)。レストラン側にとっても定期的に客を確保できるので、双方にとってうれしい仕組みです。親にとってはPTA活動が大変ですが、地域と学校のいい関係、日本も見習いたいものです。
アーリントンハイツで、夫ゆかりの地を見てまわった翌日、旅行7日目はシカゴへ出かけます。
■Metra(通勤電車)
ホテルから最寄り駅まで軽く徒歩30分でしたが、電車で行くことにしました。だってお酒飲みたいじゃーん。シカゴまで1時間くらいです。全2階建てのかっちょいい電車。大きくて、すごーく迫力あります。オフピークは1時間に1本くらいしか出てないので、時間を確かめてから出かけましょう。
■下界の見学
まずは、「ウィリスタワー」に上ります。予約していくのが賢明かも。30分以上並ぶハメに。110階建てのビルで、展望階は103階です。
ビルだらけ。向こうに広がる湖は海のよう。
おもちゃみたい。
■Cloud Gate(雲の門)
夫の子供時代にはなかったもの。それにしてもすごい人!この日は平日でしたが、独立記念日の前日ということで、街は祝日の賑わい。
■North Michigan Avenu
Cloud Gateの後はシカゴ美術館に行きました。誰もが知っている絵がワンサカあります。ひーくんはじっくり見るのが苦手で、最後の方は、歩きながらのわき見鑑賞となってしまいました。残念。。
その後、レストランに向かう途中の素敵な建物。美しかったです。
■今話題絶好調
このころの世間の反応は、変なオッサンが出てきよったわい、くらいの反応でしたが、今となっては、ヒラリーをしのぐ大統領候補の一人です。
つか、ビルにこんなデカデカと自分の名前ひっつけて趣味悪すぎ。
■夜のシカゴ
ディナーの後の駅までの道、夜もまた違った雰囲気でした。ニョキッとそびえる2つのビル、別名「トウモロコシビル」というそうです。コーンを食べた後みたいってことで。
街の中央にシカゴ川が流れていて、街の雰囲気は、同じく川を持つ大阪に近いですが、どこにも似ていない凛々しい街でした。治安は全米一悪いんですけどねぇ
レストランの記録
■Play Urban Cafe@ Niagara Falls(Ontario,Canada)
White Oaks Resort Hotel内のカジュアルレストラン。Cafeとなってますが、一応夕飯メニューもあり、ビールもワインも揃ってます。安いですが、シェフの腕はもう一つ。火を通し過ぎだったり、味が単調だったり。
■Liv @ Niagara Falls(Ontario,Canada)
Playと同じ系列のようで、期待していなかったのですが、こちらはグー。その分お高いですが、味もサービスも十分満足。
■Princess Dining @ Tobermory(Ontario,Canada)
あえて写真を載せてますが、おすすめではありません!ホテル付きのレストランですが、出る品全て冷凍品丸分かり。冷凍食材を使ってもいいんですよ。でも、調理の仕方を工夫していただきたい。野菜は水っぽいし、肉はジューシーじゃないし。ボリュームはすごかったけどー
■Crowsnest Pub @ Tobermory(Ontario,Canada)
写真を撮り忘れてしまったのですが、ここのフィッシュアンドチップスは美味でした!
■Ameripub @ Mt.Prospect(Ilinoi)
DCにもあるチェーン店ですが、よかったです。美味しいしくて安い。店員の感じもグー。宿泊先と同じ敷地にあったこともあり、4泊中2回利用。
■e+o @ Mt.Prospect(Ilinoi)
料理はまあまあ。ただ、この店のオーナーらしき人がずいぶん不親切でした。隣のアメリカ人にはすごく気を使っているのに。きっと日本人が嫌いなのでしょう、ということで早々に退散。
■Eddie V's Prime Seafood @ Chicago(Ilinoi)
みなさ~ん、シカゴの枕言葉は?・ ・ ・ ステーキ!シカゴはその昔、食肉流通の中心地だったためか、肉料理が得意で、この地で発祥して有名になったステーキ店が全米に進出しています。このレストランも実はDCにあるのですが、ここが本店。見て!この分厚さ!!
シーフードメニューも豊富。前菜に生牡蠣を頼みました。日本の物とは違いますが、これはこれでおいしい。日本人としては、ソースもクラッカーも使わない方が味わえます。
実は、本命は、「Bavett's」という名のレストランだったのですが、人気店で予約が取れず。。うー、残念。
■Burger Bar 419 @ Toledo(Ohio)
Google調べ11時間、実際は17時間半ドライブとなった旅行最終日のランチ。そうそう来れるところじゃないけど、お腹を空かせてまた来たい。夫が大感激してました。
私は、連日の外食で、常に満腹感があり、穀物抜きのサラダで。しかし、すごいのが乗っかってきたぁぁぁ。が、美味い!このチキンカツボリュームはあるけど、あっさりしていて、塩気もほどよく、柔らかくジューシー。そして、ドレッシングがイチゴなのだけど、甘すぎず、これまたほどよい酸味と塩気。これにて完食なり。
■おみやげ
3か所分のショットグラスとマグネットと絵葉書。毎回この3点を購入しているのですが、選び方も上手になってきたような。
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