International Night。この辺りのどの小中学校でも開催されるイベントです。
小学校では、生徒とその親が自国を紹介します。自由参加ですが、30~40カ国を超えるお国自慢の人々が各校に集います。
紹介の方法は、与えられたブースに、展示物を並べたり、その国独特の遊びができるコーナーを作ったり、食べ物を振舞ったり。舞台では、お国のダンスやお国の言葉での詩の朗読、楽器演奏や歌などが披露されます。廊下では、自国の衣装を着てパレードをしたり、まあ盛りだくさんです。
参加者は、主に出身国の紹介をしますが、ルーツがそうとか、ただ好きだからとか、どの国に参加するのかも自由なようです。そして、両親の国籍が異なる場合は、かけもちで参加です。
ひーくんの通う小学校は、日本人が多く、約20世帯。このイベントのために日本人会なるものも結成され、毎年、係も選出され、なかなか気合が入っています。
それでは、我らがにっぽんをご紹介!
教室1つにつき、3~4カ国の出展が普通なのですが、唯一、1部屋あてがわれたニッポン勢。
親も子も、浴衣や甚平を着ておもてなし。洋装の人へは、日本大使館からお借りした法被が充てがわれました。ひーくんは、甚平の上に七五三の時の羽織+下はジーンズ。
教室の中は、いくつかのコーナーが設置されました。
■折り紙釣りコーナー
ヨーヨー釣りならぬ、折り紙釣り。
1世帯につき30枚の折り紙が割り当てれました。ピカチュウが人気だったそうです。私の力作トラックは誰の手に?
■日本食試食コーナー
ずらりと並ぶ、巻き寿司、押し寿司、いなり、から揚げ。
コレは、私提供のおいなりさん。(型抜き協力者 ひーくん)
■遊びコーナー
意外なことに、けんだまはアメリカでも人気で、おもちゃ売り場に売ってるんですよ。
■お名前入りしおりコーナー
あなたのお名前、「ひらがな」か「カタカナ」で書きまっせ~。筆ペンでせっせこ~
私たち夫婦はこの係りに任命されまちた。そして子供は、シールをプレゼントする係。この写真は、私たちの番が終わった後。予想をはるかにしのぐ大盛況で、ぐったりです。
こんなことを土曜の夕方5時くらいから始めて、7時半まで続きました。全家族、なんらかの係に任命され、ローテーションでシフトを回し、オフの時間は各ブースを回って試食を食べまくるって感じでした。
7時半からは、パレードです。ただ廊下を練り歩くだけなんですけど、各国の旗を持って歩いてくれたおかげで、クラスメートや同じバス停の子の国籍が分かってよかったです。
パレードが終わると、舞台に全員集合!あふれてまんがな。
では、今年の参加国を記載してみましょう。
アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、ブルガリア、チリ、中国、コロンビア、チェコ、イングランド、スコットランド、ウェールズ、(グレートブリテンは見事に別国)、エリトリア、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、ジャマイカ、日本、ラトビア、レバノン、メキシコ、モロッコ、パナマ、パレスチナ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ロシア、韓国、スペイン、タジキスタン、ベネズエラ、ザンビア、ジンバブエ。
そして、最後に各国のショー。さすがに、ショーに参加するのは数カ国。
われらチーム日本は、阿波踊りを披露。地下にスタジオのあるアパートにお住いの方がいらっしゃるので、練習もバッチリ。5回練習がありました。阿波踊りって難易度高いのでは。。ひーくん、家で特訓してみたけど、、、、横揺れが、手の角度が、腰の入りが、なんかおかしい・・・
最後のキメッのポーズ。
それにしても、係の皆さんには大変お世話になりました。係以外の人は、当日だけがんばりましたが、係の方は打ち合わせや買い物回数も多く、大変だったでしょう。特に、踊りは、選曲から振りや動き、練習の指導など盛りだくさんで、係のご主人ももれなく係として働かされていたのがおかしいわ。いやーありがとう!お疲れ様でした!
では、他の国もちょこっと紹介。
■ギリシャ
食の宝庫です。どれも食べたいが、2種類だけ試食。おいしぃ~
■ブルガリア
ヨーグルトがやさしい感じでした。
■ラトビア
名前くらいしか知らない国も、とても美しいところだと知ることができます。
■韓国
去年はなかったそうですが、参加したと思ったら、めっちゃ大判振る舞い!
■フィリピン
スカイプ英会話でお世話になってますので、なんだかとっても身近に感じます。