HAPPY MARYLAND

アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

サイエンスフェア

2015-04-22 21:51:34 | 息子

インターナショナルが終わって、一息ついたところに、イベント再び。

サイエンスフェアとは、研究したことを発表する場で、事前に実験したりパネルを作る必要があるイベントです。

アメリカでも、理系離れが叫ばれたことがあり、このような催しが各校で開催されることになったらしです。全員強制参加の時代もあったそうですが、今は自由参加。主催もPTAです。

低学年の参加率は、10%くらいか、2nd Grade以降はもう少し参加率が高めだったと思いますが、まあそれでも20%には達していない感じでした。

高校生くらいになると、研究もさることながら、それって発明?!というのもあるそうで、商業化もあるとか、ないとか。

ひーくんは来年もアメリカ生活を続けられるのかわかりませんので、経験できることは最大限経験したい!ということで、内容を吟味しないまま申し込み。実験したり資料作ったりしなきゃいけないなんて、後で知ったのでした。

経験者の友人に、お子さんの作品を見せてもらったり、ネットで資料の作り方を検索してイメージを膨らませ、テーマを半ば強制的に決め、できたのがこれ↓

 

身近な素材で「のり」は作れるのか。キッチンやそこらにあるものをリストアップして、選んだ素材10点。水に溶かして、紙に貼って、はたしてくっつくか否か。

ネットで調べたところ、ボードには、「仮説」「手順」「結論」を記載するがよろしいようで、私のつたない英語で書いてみたものの、夫曰く、英語以前の問題、全部書き直し!このイベントに参加したことを激しく後悔するのでした。

でも、普段、字を書くのがあまり好きではないひーくんも、書き写しとは言え、全部自筆でパネルを作りあげ、本人もとても達成感があったようで、今でもこのパネルを大事にしています。日本にもって帰って、おじいさんおばあさんに見せたいとも言って、参加してよかったわ。

 

ひーくんの両隣は、クラスメート作の「火山噴火させちゃうぜ」な感じ。

山の模型も目を引くし、パネルもひーくんのより大きくて存在感があります。酢と重曹を反応させてプシューとガスと泡がでてきました。

 

他の研究もちらっと紹介。主に、低学年(キンダー&1st)

2年生以降になると、ちょっと立ち止まると、すごくたくさん説明してくれちゃうため、遠目&早足に見学。てなわけで中学年以降の写真はありません。。。

これは、虫歯の研究ですかね。

 

何で空は青いのか?

 

りんごの変色の研究でした。もう何日も経ってるので、どれも茶色~

 

水時計。これは全面的に大人のしわざだ!

 

 お化けてぶくろ

 

親友の作品、ソーラーシステム。惑星の名前とか並びとか、大きさとか、いろいろ知って同い年とは思えない~><

 

さて、作者は、自分のブースに居て、見学者に説明しなくてはならないのですが、、、

君はなぜ、走るのか。全く自分のブースに留まらず。ひーくん曰く「だってこここ、Gym(体育館)なんだもん。」

 

それでも、お友達にひーくんの研究見せてと言われ、自分のブースで調子良く説明していたのですが、、、

「科学者」に発見され、インタビューターイム!

ま、科学者とは名ばかりで、誰かのママなんですけど、全員にどんな研究をしたのか話を聞いて回っており、インタビューが終了すると賞状がもらえるのです。

ひーくん、初プレゼンです!お友達には説明できたのに、初対面の大人に対面して緊張してしまったようです。頭が真っ白になって、何を言うのかわからなくなったようです。本番に弱いタイプだー。。。

でも、何とか賞状獲得!いい経験ができたと思います。

 

 


ニューオーリンズ☆2014

2015-04-15 22:15:47 | 旅行・観光

去年ネタです。少しずつ書いてたら、出来上がった時には冬になっていて。。。旅行と同時期に投稿しようとあたためておりました。

春のNew Orleans。南に位置するので、さぞかし暑いのだろうと思っていら、いい気候でした。ベストシーズン!でも、雨が降った日は、かなり寒かったので防寒は必須です!

旅行した日 : 2014.4.12(土) ~ 2014.4.15(火)

さて今回の旅行、初日のみ痛い目に遭いました。そちらについてはいつかご報告。

ニューオーリンズといえば、Jazzの街。Jazzだ~い好き♪なんで心が躍ります。私のピアノ生徒の母親がこの地出身で、強くお勧めされたこともあり、滞米中に行けることになってとても嬉しい。夫婦共に行きたい地のひとつだったのですが、夜が楽しい街に子供を連れて行くのもなー、と思って半ば断念していたのです。この旅行の提案者は義父。こちらに遊びに来てくれた上に、行きたい地にも行けて感謝感激です。

空港から市街地までは、タクシーが便利です。「Jeffersontransit」というバスがありますが、1人20ドル。タクシーは、2人で33ドル、1人追加ごとに14ドルですので、一人旅じゃなければ断然タクシーがお得で便利。

行きの空港では、観光客仕様のタクシーが待ち受けているし、帰りのホテルでは、フロントに頼めば適切な時間を計算してくれて呼んでくれます。荷物も預かってくれるので、最終日まで存分に楽しみましょう!

中心街は、路面電車が走っています。私たちは、中心街から少し離れたところに宿を取ったので、この路面電車にたびたびお世話になりました。1回1.25ドル/1日パス5ドル/3日パス12ドルと安価ですが、乗車駅数が少なければ歩くべし。街中では駅間が短いので目的地に着くの、早いです。

 

■路面電車線路

ここはホテル最寄の風景。夜は治安悪そうですー。波打った道路がところどころにあり、ハリケーンカトリーナの被害を感じます。

 

■南国!

中心街の入口に着きました!おー、千葉かと思った。(館山とか?)第一印象、臭っ!

 

■街並み

フランス領かスペイン領時代の名残なのでしょうか。ヨーロピアンな雰囲気。

 

■ホテル

旗がいい。こんなホテルに泊るのも素敵。今回は2ベッド1部屋にこだわったので断念。

 

■セントルイス大聖堂

すごい存在感!ジャクソンスクエア(公園)に面していて、その周囲には、未来の画家たちが絵を売っています。いいのがあれば買ったんですけどねぇ。 

 

では、ここからは、バーボンストリートでの思い出。通り名にお酒の名前だなんて、テンション上がります~♪♪

私の中のイメージでは、ジャズを聴きつつ、バーボン飲んで、ミシシッピを横目に帰路に着き、家(もしくはホテル)でしんみりと再びバーボンを飲んで寝るてな感じでしたが、、、

実際のココは、歌舞伎町っす。

前述の中心街入口で、まず懐かしい匂い。あぁ、これは、夜を越した酒と生ゴミの混ざった匂いだ。いや、下水道臭か?歌舞伎町程ではないけど、風俗店もチラホラ。夜も、大音響の音楽が店の外に漏れていて。ひとつ違うのは、生演奏が入っている店が多いってことくらいですかねー。

ジャズの街として有名ですが、ジャズと言っても幅広いですからね、、アームストロングが居た頃のジャズとは遠くかけ離れたものが多く、しっとりと酔いしれたい人にはちょっとうるさいだけかも。

では食事編。

ニューオーリンズと言えば、クレオール料理&ケイジャン料理ということです。って、行くことになって初めて知ったのですが。

クレオール料理の代表は、ガンボ(下の方に写真アルヨ)。ケイジャン料理の代表は、ジャンバラヤ。ということなんですけど、、、クレオール料理の代表にもジャンバラヤは入ってる。謎を追っているうちに深みに入ってしまいました。

クレオール料理も、ケイジャン料理も、元をたどればヨーロッパ系だってことがそもそもややこしい。でも、明らかに違うルーツ。

クレオールのルーツは、始まりはフランス領のフランス人。でも国がスペインに売却されたから、スペイン人の色が入り、アメリカ独立で移民してきたイタリア人の色が入り。民族入り混じりで、それぞれの特色が生かされる結果に。

ケイジャンは、北米のフランス領に住んでいたフランス人のことを指すようです。(アケイディア人と呼ばれていたが訛ってケイジャン)。

実は私、ジャンバラヤってアフリカの食べ物だと思っていました。でもね、まんざらウソでもないのでは?と思うのが、当時のヨーロピアンは、アフリカ人を奴隷に連れて来ていた、ということ。この人たちが、料理をしていたこともあるらしく、アフリカ系の料理方法が伝授されたのでは??と思っていたら、ジャンバラヤはメキシコ料理っていう記事もあり、深いな。ジャンバラヤ。

ちなみに、私が思い描くジャンバラヤと言えば、茶色いチャーハンみたいなやつで、辛いやつ。これは、ケイジャンがルーツとのこと。一方、私は食べたことないのだけど、赤いジャンバラヤというのがクレールのジャンバラヤだそうです。イタリア人の影響でトマトが入っているので赤。

そして、最後にクレオールにもケイジャンにも共通するのが、地元の食材である魚介、ザリガニと、独特な香辛だそうです。魚介と初めての食材が大好きな私。絶対ザリガニ食べた~い!

で、事前にレストランを調べたら、GW Fins(808 Bienville St.)が断然よさそう!だったのだけど、滞在中は全て満席でした。残念。

他は、どこもどっこいどっこいな印象(Yelp調べ)でしたが、空港から乗ったタクシーの運転手によると「”RED FISH GRILL”がいいねぇ」とのこと。私の事前リストアップに入っていた店だったので、まずはそこに出向いてみることに。

■Dinner at Red Fish Grill

見たとおり、エビのサラダ。ま、普通。

オイスター。こんなに衣つけなくても・・・ねぇ?

何の魚だったけ?まずまず。

たたき状態なまぐろちゃん。グー!

 

私たちをGW Finsに入れてくれていたら、もう少し印象が変わっていたと思うのですが、期待したほどの感動がなかったのが正直なところ。きっと探せば美味も見つかると思いますが、観光地化しすぎ感があり、本当においしい店は隠れていそう。

 

参考までに他の食事。

■昼食

クタクタのパスタ。アメリカ全土で味わえます。味付けはいいんだけどなー。

 

クレオール料理の王様「ガンボ」。カレー粉が入ってないカレーって感じ。結構辛いぜっ!

 

■ティータイム

Cafe Beignet」至近距離に2店舗あります。こちらはBorbon Streetの方。もうひとつは、Royal Streetにあります。

昼はカフェとして。サンドイッチ、サラダ、ガンボ、あーんどミモザでかんぱ~い!

夜、通りがかったら、生バンドはいってました。ちゃんと聞いてませんが、昔ながらのディキシーな感じ。今となっては希少なJazzなのです。。。

 

■ストリートミュージシャン

フェスティバル中だったので、ストリートミュージシャンがわんさか。いいね!というのから、あらら、というのまで様々。

血管だいじょうぶっすか?!かっこよかったな。

 

もはやどんなんだったか忘れましたが、なんか不思議な感じだったような。

 

 

セッションセッション!(Louis Armstrong Park)

 

■ナイトタイム

ひゃー、バンド、遠いっすなー。お店の名前忘れました。トランペッターが日本人で、夫と共にひそかに興奮。 お酒は1杯ごとに現金で。私たちは、運良くカウンターに座れたので、居座りましたが、ステージの切れ目にお客さんがどっと入れ替わります。Jazz Barをはしごするのがここの流儀のようです。

 

ニューオーリンズのもうひとつのお楽しみは、Swamp Tour(湿地ツアー)。ワニを見に来ましたよ。でも、湿地というより、川。

朝8時前の送迎車により、どこへやらに連行されました。ルイジアナといえばミシシッピリバーという先入観から、当然ミシシッピーのどこかに着いたと思ってたのですが、帰ってから人に話していたら、全く違うことが発覚!

行き先は、「Old Pearl River」(Lake Pontchartrain の北東側)。もし、この川がしゃべれるなら、ミシシッピって大物を知ってるか聞いてみたいほど離れてるところでしたわ。

高速に乗って、1時間ほど。道中、運転手さんが、ハリケーンカトリーナの被害を語ってくれました。なんと、彼は現役の保安官さんとのこと。この運転はバイトなのか?!

そうそう、Swamp Tourは数多くありますが、HPに載っているボートに惹かれて申し込んだのでした。Webから申し込み、数日後に確認の電話がかかってきたのですが、支払いは、当日現金でとのこと。そして、すごく軽い感じで、「ニューオーリンズに着いたら電話してね。迎えの時間はそのときに」と。直前まで確証がなくて不安だったのですが、これが南部のやり方なようで。

 

■川(湿地)に浮かぶ家

■家の真ん中に木!

わざと、木を貫通というか利用しているとのこと。これにより、家が流されるのが防げるそうで。

 

■水に生える木

もちろん、水は後からやってきました。

 

■藻だったか苔だったか

枝の先にぶら下がっているのは、風に乗ってやってきて、そこに定着したそうです。藻だったか苔だったか、はたまた菌だったか、植物ではなかったような・・・

 

■ワニ!

ちょうどこの日は、寒くて、ワニ様にお目にかかれずじまい。やっと出会いましたが、すぐに隠れちゃいました。ワニは暑い日に。これ教訓。 

 

■感動の隠れ小ワニ

スワンプツアーから帰ってきたらちょうどお昼時だったので、フレンチクォーターで食事。それでも時間があったので、遊覧船に乗ることに。ワニも川に潜って暖を取ってるほどの天気。待っていたのは、極寒ツアー・・・

 

■ミシシッピ川遊覧

雲どんよりですもんね。ちょうど、遊覧船の乗車口(屋根つき)に着いたところで、激しい雨が!危機一髪、ついてるわ~と思ったのですが、遊覧船に乗船後も雨は降り続き、屋外の席は雨と風が入ってきて冷たく、なんと、屋内はビュッフェを頼んだ人しか入れず、さむーい2時間なのでした。

 

さて、ニューオーリンズの名物のひとつ、カフェデュモンドに行かねば!ということで、最終日の午前のおやつに出かけて見ました。時間はもう昼になろうというのに、大行列。20~30分くらい待ってようやく店内に入れました。

カフェデュモンドをご存知ない?よく見かけません?

この缶↓↓↓

 

■大賑わいの店内

 

■チコリ入りコーヒーとベニエ

何が名物かって、写真の2点、以上。コーヒーはチコリというハーブ入り。たんぽぽコーヒーのようなものですね。そして、ベニエというドーナツ。見るからに粉砂糖が大変なことになりそうですが、実際大変なことに。味は、ベトナムの香りがしました。ベトナム行ったことないですけど・・

 

 

■おみやげ

ワニのTシャツはひーくん用。中央のTシャツはなんと1ドルでした!後でよく見たら、2013って書いてあった。なるほどね。タバスコみたいなやつは、イマイチでした。ガンボの素は、うちの近所でも売ってた。。。