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アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

グランドキャニオンとその周辺の旅☆2017 ~第3章:アンテロープキャニオン~

2017-08-06 14:54:40 | 旅行・観光

こんにちは~。第3章まできました。岩の曲線と地層が美しいアンテロープキャニオンです。

 

 【第3章】アンテロープキャニオン ~曲線美の岩と断崖絶壁の絶景~

 

ブラフの町からアンテロープキャニオンまで2時間程。あっという間に着いてしまうので、寄り道をして行ってみることにしました。

地球の歩き方によると、グースネックというところが無料で入れて、アンテロープにあるホースシューベンドと比べてみるのがよかろうということなのでそこに決定。しかーし、無料と思っていたら、$5でした。そんなに取るなら、さぞかし素敵なトイレがあるのか?!と思ったらぼっとんでした。何もないところですから、仕方ない。

グースネック

空いていてよかったですけどね。谷間の川にカヌーやゴムボートで遊泳していました。気持ちよさそう~

 

そうこうしているうちにお昼が近づいてきました。ちょうどカイエンタ(Kayenta)の町を通るところだったので、ここでランチ。目新しいものはなく、サブウェイで。一角に洗車場もあったので、洗車洗車。モニュメントバレーのオフロードで砂埃まみれの車をきれいにしました。


あとはアンテロープキャニオンまでひとっ走りです。拠点となる町はペイジ(page)といいます。ホテルにチェックインして、ビジターセンターへ。そこで、アンテロープキャニオン見学の予約ができます。アッパーとロウアーがあって、両方見学したいならば、2つに申し込まなければなりません。アッパーは$50、ロウアーは$25でした。旅行パンフなどでおなじみの光の差し込むあの光景はアッパーの方です。ただ、アッパーは、狭いので一度に入れる人数に限りがあり、予約はすぐいっぱいになってしまうそうです。しかも、光の差し込む神がかった光景を見るには、正午前後のお日様が一番高い位置にある時だけ。前日に行った私たちも当然予約は取れず。

一方、ロウアーは、一度に入れる人数が多いので、予約しなくても大丈夫とのこと。ロウアーの方は、岩の割れ目に鉄砲水が何度も流れてできたもので、見学できる距離も長く、天井が空いているので、日の高さを気にすることなく楽しめます。上から一直線に神光が差し込むところはありませんでしたが、すごく美しかったです!飽きるほど楽しめました。

ロウアーに行くことにして、一応ホテルに帰ってからネットで予約も入れました。ロウアーキャニオンのパーキングに行くと、ツアー会社が2社並列しています。駐車場入り口側から「Dixie」社、「Ken's」社。

私たちは、Dixie社にしました。決めてはHPの好感度かな。こちらが駐車場入り口に近いDixie社の受付。

キャニオン受付

 

遠くの方にもう1社ありますね。あちらがKen's社。

キャニオンまで歩く

 

後でガイドさんから聞いたとことによると、この2つの会社経営者は兄弟だそうです。もともとは一つの会社だったのだけど、仲たがいしてしまったそうな。金問題か??(笑) キャニオンに入る人数に制限があるので、Ken'sとDixieの客は15人ずつ交互に入ることになっているそうです。そんなわけで、双方の客は待ち時間が増えるだけでいいことないぞ。早く仲直りするといいのに。

ふと、予約時間は、アリゾナ時間なのかナバホ時間なのかと疑問になって、一応ナバホの時間で行ってみました。ツアー会社の時計を確認すると、アリゾナ時間でした。あー、1時間待つのかー、と思っていたら、早く入ってもいいよと言われ、予約時間より30分早く出発できました。

ここから歩いて15分くらい歩きます。砂漠の民のようです。

砂漠の民のよう

 

 

おや、なんとキャニオンの入口に行列。サンルーフがあるので助かりましたが夏はそれでも暑そう。このサンルーフのところまでは10分くらいでした。

サンルーフもっと長くして~

 

みるみるうちに行列

1回に75人は入れるとのことですが、夏休みシーズンは、このサンルーフあたりから3時間待ちになることもあるそうです。しかも行列はサンルーフのところには入り切れず、炎天下で待たないならないのです。何のための予約なんじゃ!!どうやら、わざとオーバーブッキングやってるみたいです。一応、公園管理局の人が見張っていて、あまりに度が過ぎると注意されるそうです。私たちが行ったのは、イースター休だったので、夏休みほど混んではいないものの、1時間待ちました~(×_×)

いよいよ、入りま~す。

キャニオン入口

 

階段降りたてはこんな感じ。おお~、皆シャッターを押しまくりますが、ガイドさんから先は長いから焦るなと。

アンテロープキャニオン1

 

アンテロープキャニオン2

 

アンテロープキャニオン3

 

アンテロープキャニオン4

 

アンテロープキャニオン5

 

アンテロープキャニオン6

 

1時間以上てくてくと歩いて、ゆっくり見学できます。というか、前が詰まっててゆっくり歩いてます。これだけ見ればもう十分っす。年間1,300,000人が訪れるそうです。儲かってまんな~

ちなみに、昔はガイドなしで自由に入れていましたが、1997年に天候が悪いのに見学していた人が、鉄砲水にあたって死亡事故となり、それ以降ガイド付きでしか入れないようにしたそうです。

 

こちらが、我らがガイドさん。

ガイドさん


アンテロープキャニオンは、並ぶことを除けばすぐ観光し終わりますので、他のスポットも組み合わせてのプランがおすすめです。近場では、グレンキャニオンダム、ホースシューベント、レイクパウエルなどがありました。私たちは行かなかったけどちょっと足を延ばしてレイクパウエル公園もよさそうです。朝日を見に行ったワーウィープ展望台(Wahweap Overlook)も素敵でした。料金所がありましたが、早朝だったので、スルーできました。

朝5時頃、お日様はまだ見えてませんが、だいぶ明るくなっています。ホテルから20分程なので、眠い目をこすらせて車を走らせました。急げ~

Wahweap朝日

 

ちなみに、反対側は砂漠に浮かぶ早朝の月。

朝日の反対は

 

ご来光~

ひーくんも川辺に降りてたたずんでました。

Wahweap朝日のぼる

 

でも、私が一番感激したのは、ホースシューベンド(hoseshoe bend)。滞在中、2回も行っちゃった。グースネックのダブルで壮大なのも悪くなかったけど、ホースシューベンドは、岩の黄土色と水の青のコントラストが印象的で、その広大さもすごい!なんでここが無料で、グースネックが$5なのか、謎すぎる~

ホースシューベンド

 

こちらは、夕日のシューベンド。

夕日

十分に広い駐車場がありますが、路駐の車もわんさかです。1回目に到着したときは、中国人ツアー客がそれはそれはいっぱいいて、もう、大混雑。

下の写真の地平線が駐車場です。またもや砂漠の民のように歩いてきました。

またもや砂漠の民

 

ご覧の通りの混雑ぶり。ちょっと奥に行けば空いてきます。岩場を登って見下ろすのもまた良し。風が気持ちいい~ 

混んでる

 

 

ペイジで食べたメキシカン。El Tapatio

肉にテキーラをかけてファイアー!!おじさん、熱さに顔をしかめてます。

燃えるステーキ

 

燃え尽きました。 

燃えたあと

 

こちらは、Bonkers。イタリアンかな。ピカタ頼みました。ま、ふつう。ホールブルックのイタリアンレストランのレベルの高さに改めて気づいた夜でした。

ピカタ

 

次回は、最終回のグランドキャニオンです。まったね~ 

 

序章 (その一)ずっこけ道中 (その二)セドナ ~水と岩の滑り台とアート空間~

第1章 ホールブルック ~カーズの軌跡と化石の森~

第2章 モニュメントバレー ~フォレストガンプの軌跡とナバホ人~

第3章 アンテロープキャニオン ~曲線美の岩と断崖絶壁の絶景~

第4章 グランドキャニオン ~壮大な絶壁と1マイルウォーク~

 


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