自分の娘に、「日本語で」「ピアノを教えて」くれる人を探している。
ひーくんのクラスに、このような、私にぴったりな、要求をしてくれる親御様がおりました。
もちろんアメリカ人ですが、2008~2011年に日本に赴任していたとのこと。その時にたいそう日本のファンになってくれました。嬉しいことです。赴任当時4歳だったお嬢さんは、この3年間で日本語がペラペラになったそうです。
アメリカに戻ってからも、日本人向けの補習校(毎週土曜日)に通わせ、日本語を忘れさせないようにしている親の努力が涙ぐましい。語学の定着には、語学を習うのではなく、語学を使って何かを習うがよしってことなのだと思います。
1ヶ月に1回のペースで教えていて、今3回終わったところ。しかし、どれだけ、私の日本語が通じているのだろうか・・・。結構忘れてるのではなかろうか、日本語。先日は漢字のテストがあったそうだが・・・
それにしても、彼女を通じて、ひーくんの行く末を垣間見た気分。ひーくんも、この3年で英語力を習得したとしても、日本に帰ると忘れちゃうんだろうなーと。すでに帰国された方によると、英語は空港に置いてっちゃうとのことです。
そもそも、アメリカに来て、私ピアノ弾けます!とアピールしたわけではないのですが、学校の先生が何を勘違いしたのか、ある日「meggyさん、ピアノ弾けますよね?」と言われ、「はあ、まあ、弾けますが・・・」ということになり、時々、教室にも顔を出し、生徒が歌う歌の伴奏することになったのでした。
ちなみに、先生日本人なんで、教える歌も日本の歌です。もちろん日本語で。それでいいのか?と思いましたが、子供たちは意外に何でもいいようで、「Elephant song(ぞうさん)がいい!」だの「Butterfly(ちょうちょ)が歌いたい!」だの、音楽は国境越えてますよ。
先日も、アメリカ人キッズ2人が手を取り合って「なーべーなーべーそーこぬけー」ってちゃんと歌いながらやっててすごくびっくりしました。
実は、私の専門はリトミックなので、そこはちゃっかり、歌の伴奏もしつつ、リトミック的なこともやらせてもらってます。いやはや、子供の順応性には驚かされます。私のやったことも気に入ってくれて、その時弾いた感じの音を口ずさんで遊びに取り入れてたりしてます。ちょっと感動しちゃいました。
話は元にもどりますが、ピアノを教えにお宅を訪ねるわけですが、ひーくんも一緒におじゃまします。当然ひーくんは、クラスメートと遊ぶことになります。学校ではひーくん曰く「英語の人」と遊ぶことはないのですが、この時ばかりは、クラスメートのリードもあり、一緒に遊んで楽しんでいるようです。後で何して遊んだのか聞くと、たいてい「おうちごっこ」です。お相手は女の子なので。
そして私も、生徒の母親とは、英語で話すことになり、よい経験につながってい、、、るといいな。