HAPPY MARYLAND

アメリカ メリーランド州での生活のあれこれ

Trip To South Carolina

2014-01-24 14:21:53 | 旅行・観光

今年の冬は、サウスカロライナ州へ旅行しました。

本当は、アリゾナとか、テキサスとか、ニューオリンズとか、フロリダ南端とか、遠方の候補がいくつかあったのですが、ピークシーズンで飛行機が高値すぎて諦めました。夏のイエローストーンで散財したし。

車で行けるところにするっぺ、ってことで選ばれたサウスカロライナ。

「メリーランド州→D.C.→バージニア州→ノースカロライナ州→サウスカロライナ州」・・・近そうに感じましたが、高速飛ばして10時間。さすがに、1日では目的地に到達できそうにありません。通過地点で1日ずつ宿泊が必要です。

旅行した日 : 2013.12.21(土) ~ 2013.12.26(木)

今回の目的地は、「チャールストン」「ヒルトンヘッド島」の2箇所です。

 

気温について

南に下る旅ですが、うち(メリーランド州)から約450mile(725km)。メリーランド州の緯度と同じ仙台を出発点とすると、名古屋ぐらいまでの距離なのです。温暖さはさほど期待していなかったのですが、アメリカ史上最高気温を記録した異常気象で、各地夏のような気温でした。ただ、旅行終盤の水曜、木曜は0℃近辺の寒さでした。なので、この時期のサウスカロライナがどのくらいの気温なのか、不明です。ヒルトンヘッドアイランドの人によると、雪は降らないとのことでしたが。

 


☆Raleigh(ローリー)@ノースカロライナ

チャールストンに向かう途中の1泊目。9時に出発して17時着。うわっ、8時間?!グーグル地図調べによると、4時間の距離だったのですがー!DC越えるのに1時間以上渋滞してたりとか、昼食や休憩とったりでこんなに?途中泊入れといて正解。

夕食はBBQ。安くてうまい!行くまでちょっと治安の悪そーなところを通ったりしましたが、徒歩20分かけて到着。予約入れておいてよかった。始終満席でした。

〔左上〕前菜盛り合わせ(Pit Sampler)だけでも、すごい量! 〔右上〕BIg Boy Combo:チキン、ポーク、ビーフいろいろ楽しめます。 〔左下〕kids meal (マッケンチーズ Mac'n Cheese;マカロニ+チーズ) 安いダイナーだとインスタントのチーズクリームを使ってそうですが、ここは多分手作りだと思います。いつもと違う香りのある味わい。 〔右下〕残った食事はドギーバックに入れて翌日のお昼ご飯にちょうどよかった。

Restaurant Information・・・The Pit

 


☆Charleston(チャールストン)@サウスカロライナ

美食の街で有名で、期待いっぱい。古い街並みに現れる歴史的建造物に夫は目を輝かせていました。私も1つくらい見学してみたかったのですが、1泊では時間が足りませんでした。

以前訪れたプエルトリコと同じようなヨーロッパ風のパステルカラーの建物が印象的です。

そして、海あり、

路地あり、

教会あり、

夕暮れ時も素敵。

 

夕飯は、お待ちかねの南部料理のレストランへ

チャールストンに良質なレストランは多そうで、選択するのにとても迷いましたが、Yelp(口コミサイト)で好評価を見て決めました。

外観からも期待が高まる!

南部料理はおいしいと評判で、夫がよく見るフードチャンネルにも度々登場しています。基本的に揚げ物が多く、甘くスパイシーな味付けで、、、日本でいうと九州・沖縄料理な感じなのかしら?胸が弾みます。

〔上〕Fried Green Tomatoes:グリーントマトは日本では馴染みの低い素材だし、そもそも揚げるの面倒だし。外食ならでは。サザンでなくてもお目にかかりますが、上品に揚がっていておいしかったよ。 〔左下〕Shellfish over Grits:エビはプリッと、ロブスターは滋味があり、ホタテの火の通し加減も抜群!どれを口にしても丁寧な仕事が窺えました。Gritsとは、とうもろこしの身(皮含まず、栄養あるところだけ)を挽き割ったもので、南部料理にかかせません。初めて食べましたが、甘く滑らかなコーンのおかゆって感じでした。カロリー高そう(汗) 〔右下〕Mahimahi:料理名忘れました。本日のおすすめで、HPでおさらいできず。こちらも手間ひまかけて調理されていて、とてもおいしかったです。

 

どれを食べてもおいしかったのですが、印象的だったのが、このパン。まだアメリカでおいしいバゲットを焼くお店に出会えていないので、すごく感動しました。

 

それから、Yelpで「Good for Kids:No」となっていたのが気になっていましたが、とてもフレンドリーでした。さすが南部!というか観光地!

ピーカンパイが有名だというので、お腹いっぱいだったのですが、注文してみました。初めて食べたので、他と比較できませんが非常においしかったです。ひーくんもペロリ。

Restrant Information・・・Magnolias

 

 

翌日は、午後までチャールストン見学。ランチはハンバーガー。ひーくんはサンドイッチ。キッズミールですが、大人でも充分な量!もちろん半分お持ち帰り。

Restaurant Information・・・Toast!

 


 ☆Hilton Head Island(ヒルトンヘッド島)@サウスカロライナ

アメリカ人にここに行くと言ったら、ゴルフしにいくの?と言われるるくらいゴルフ場だらけのリゾート地です。海に近く、何もないからのんびりできるかしらと思って選びました。景色に期待!

 

ホテルの部屋からの眺め

夫とひーくんが小さく写っています。(○の箇所) ええ、そうなんです。冬でもプールに入れます。なぜなら温水だから。この日の気温は15℃だったので、すごく寒いわけではありませんが、水から上がった時は、それなりに寒かったす。

オーシャンビューの部屋なので、海は見えますが遠目です。知らなかったのでへこみましたが、海関係の部屋には、オーシャンビューとオーシャンフロントがあって、オーシャンフロントだと、海がどでんとまん前にあるようです。泊ったホテルにはオーシャンフロントのお部屋はありませんでした。

 

プライベートビーチ?!

ホテルのプールからもビーチに出られます。ほぼ宿泊客専用。夏はすごいことになっていそうですが、秋冬はゆったりして穴場かも。日差しが強いので、気温が低くても遊べるはず。私たちは、ブーメランやったいキャッチボールしたり。ひーくんはずーーーーーっと砂遊び。

Hotel Information・・・Omni Hilton Head Island

 

 

リゾート地なので、特に観光名所はないのですが、2箇所ほど見所がありました。しかし、ゲートシティの様相で、どこへ行くにも、警備員に行き先を告げなければなりません。通行証をもらいます。

Baynard Plantation Ruins

壊れた家、、、なんですけど、壁に使われているのは、貝!南北戦争の戦地にもなったところだそうで、地味ですが感慨深い。 

 

Harbour Town Lighthouse

名所なのか、入場料も取られます。ちょうど、クリスマスでお店はどこも空いておらず。さむ~!退散!

 

2泊したので、夕食2回と昼食1回いただきました。

夕飯1

前日のチャールストンの料理が完璧だっただけに、何か物足りない気がしましたが、悪くはないです。

〔左〕夫の頼んだ本日のおすすめ。確かまたmahimahiだったような。中華風の味付けでしたが、上手に仕上げてありました。シェフの腕前は確かです。

Restaurant Information・・・Alexander's 

 

夕飯2

なんと、お刺身&日本酒もメニューにあります。スタッフに日本人らしき人は見当たりませんでしたし、味も不明。寿司好きのひーくんが頼みましたが、あっという間にひーくんの腹の中へ。味見できずでした。

〔右上〕カキとハマグリ。日本でも生ハマグリなんて食べたことなかった!ちょっと感激。 〔左下〕見たとおりロブスターです。南では捕れませんので、メイン産とありました。地のものではないけどすごくおいしい!バターではなく、ひーくんの刺身についていたわさびとしょうゆでいただきました。うーん日本的。ミソが溶けてでてきました。生に近い蒸し方でした!

Restaurant Information・・・Skull Creek Boathouse

 

昼食

あえて載せます。おいしくなかったです。夫の頼んだバーガーは悪くないと言っていたので、もし行くならバーガーを。ピザは、生地が冷凍で、具も少なくピザ好きのひーくんの手も止まる・・・。

Restaurant Information・・・Bullies BBQ

 


☆Charlotte(シャーロット)@ノースカロライナ

帰り途中の宿泊地点です。

 

クリスマスだったので、ホテルのダイニングで夕飯を取ろうとおもっていたのですが、見た感じイマイチで、隣のホテルのマリオットのスポーツバーへ。レストランはほとんど開いておらず、唯一開いていたところも予約でいっぱいでした。

 


☆Charlottesville(シャーロッツビル)@バージニア

旅行最終日は、途中下車して夕飯を取ってから帰りました。この街、よかったです!覗いてみたいお店がいくつもありました。

レストランも良さそうなお店がいくつも。入ったお店も大当たりでした。

Restaurant Information・・・Bizou

 


財布盗難の決着

2014-01-14 10:30:07 | 日常

先日(って去年の話ですが)、お友達と喫茶店でダベッて、さてお会計って時に、財布がないことに気づきました。

車から降りるときに、駐車券をお財布に入れたは確かなので、バックにしまう時に落としたのか?いやいや、そういえば、私たちの後ろに怪しい人がいたかも。

空いている喫茶店で、油断していたにも程があり、今思うと何故??!!と思う失態の数々。バックのフタは開いたままで、財布をしまっていたファスナーも開いたままで、椅子の背にひっかけ、友人との再会に盛り上がって・・・。ここがアメリカじゃなくても、取って下さいと言わんばかりの状況でした。

怪しい人はご丁寧にも、私たちの会話に加わり、一言二言交わしたのでした。

仕事中の夫に電話して、デビットカードとクレジットカードを停めてもらいましたが、一歩届かず。タッチの差で、総額300ドル程度使われてしまいました。

どちらのカードも、通常、PINコードが必要になりますが、PINコードなしで使えるところもあるようです。ガソリンと通勤電車賃のチャージに使われたようでした。

300ドルの内、240ドルは、クレジットカードの使用だったのですが、こちらは、保険でカバーしてくれることになりました。

保険会社に、盗難証明書(ポリスレポート)を提出が必要です。ポリスレポートは、盗難がわかった時点で警察に行って発行してもらいます。私は1週間以上経ってから行ったので、怒られましたが、ポリスレポートは書いてくれました。といっても、名刺サイズに、レポート番号を書かれたものを渡されるだけで、何が書いてあるかは不明。そもそも、当時の状況を詳しく聞かれるこなく、10分程度で聞き取り終了でしたから、犯人を捕まえようという気はないようです。

ま、1週間経ってますしね。

 

デビットカードの方は、銀行から直接引き落とされるので、保険が利かないそうです。現金を持ち歩かなくてもいいデビットカードは本当に便利で、日本にもぜひ定着して欲しい思っていましたが、弊害が伴うようです。

先日、Target(ターゲット;ジャスコとかイオン的なスーパー)で、デビットカードの情報が盗まれ被害者4千万人とのニュースがありました。カード番号とPINコードを使って、犯人は買い物し放題になりますから、これは深刻な事件です。

幸い、私は対象期間に買い物をしてなかったので、4千万人の中には入っていませんが、どこかで知らぬ間に同じような被害に遭う可能性はあるのです。

 

今回の騒動で驚いたのは、財布を盗まれた経験がある人の多いこと。中には、ガソリン入れている間にパソコン盗まれた、って人もいましたし。でも、皆さん、日本では盗まれてませんでした。日本は平和だー。

スキミングも注意が必要です。物がなくなるわけではないので、毎月の明細を怠らぬよう。数ヶ月にわたり、少額利用を繰り返し、気づかないと見るとドカンと使うのだそうです。こちらは保険でカバーしてくれるので安心ですが。

 

そして、最終章。事件から1ヵ月半。なんと、財布が戻ってきました!郵便局の封筒に入っており、差出人の名はなし。切手も貼ってないので、郵便局から、取りに来きなさい通知書がメールボックスに入ってました。

たぶん、犯人がゴミ箱がわりに、ポストに入れたのではなかろうか。発見した郵便局の職員は、持ってても困るし、捨てるのも忍びないと思って、発送してくれたのでは。(夫推測)

失くした財布は戻ってくる。免許証が入っていれば戻ってくる。と、マイ チューターが言っていたのを半信半疑で聞いていましたが、本当に戻ってきたわ~

ちなみに、通知書には、不足金が2.86ドルということ、letterであること、くらいしか情報がなく、いったい誰が何を送ってくれたのか、不審に思いながら取りに行ったのでした。

財布の中に入っていた、保険証や図書館のカード、スーパーのカードは無事でした。当然ですが、現金とお金関係のものはナッシング。でも、なぜか、Costcoのカードがなくなっているんですけどー、欲しかったのかな?


おせち☆2014

2014-01-09 11:48:43 | 料理

今年のお正月は、水曜日でしたね。夫の休みは元旦のみでしたが、朝から酒盛り、夕方に散歩。充実したお正月になりました。飲みすぎて頭痛かったけど。

しかし、まあ、年が明けてもまだクリスマスツリーを飾っているし、公立の学校は1月2日から始まってるし、日本人的には正月感がありません。相変わらず。

さて、今日は、「今年のおせち」を例に、海外での料理について語ります。

 

ロブスターです。年末29日に購入、アイスボックスに塩水を入れて(海水の比重と同じにした)みたものの、30日未明にお亡くなりに。30日の朝蒸して冷蔵庫で保存。2日経って少し味が落ちたはずですが、元旦でも充分なうまみを感じることができました。ミソと日本酒が絶妙に合う!

ちなみに、このロブスター約500gですが、1000円程度で購入できます。日本で買うよりずいぶん安い!

それにしても、海水に入れて動いているロブスターを眺めていると、ちょっとペットのような気分に。死んでしまうとちょっと悲しいのはなぜなのか。生きていれば、生きたまま蒸すくせにね。

残ったロブスターの殻は、トースターでカリッとさせて、出汁を取り、翌日のお味噌汁に使いました。これまた最高においしかった!

 

人生3回目作のローストビーフ。簡単なのに毎回大成功します。今年のは格別においしかった~。「Wegmans」で購入した、$8/lb (=¥180/100g ;1ドル104円計算)の良いお肉でした。アメリカ居住者にとって、円安 はんたーいですが、それにしても安い!!

酢の物は、酒飲みにはかかせません。れんこん、だいこん、ごぼうはひーくんの大好物でもあるし。今回は、日本の大根が手に入らず、韓国大根で作りました。韓国大根は、ずんぐりむっくりしていて、水分が多く、甘みがあります。

そして、男子には不人気だった、豆きんとん。私ひとりでたべましたけど。日本のような白いんげん豆は手に入らないのですが、こちらは日本より豆文化。いろいろ試して、今のところ「Cannellini」が近いのではないかと思っています。別名「White Kidney」。ねっとり感が足りないのが残念ですが、見た目は近い。インゲン豆を和英辞書で引くと、「navy bean」になっているものもあります。navy beanは、インゲン豆よりずっと小さくて味もさっぱりしており、私としては、Canneliniがお勧め。

 

手前の煮物。ごぼう、れんこん、にんじん、こんぶ、しいたけ、こんにゃく、タロイモ。タロイモは、サトイモ科のお芋です。里芋のようなぬめりがないのが残念ですが、まあ合格点。人参は、日本のものに比べると驚くほど細いです。日本素材は、韓国系スーパー「H Mart」で購入します。韓国のものが多いですが、インドの香辛料や日本、中国の食材、南国アジアのフルーツに強く、韓国人だけでなく、米国人もよく訪れているスーパーです。安いんだ、質はともかく。

おせちからずれますが、こちらの野菜は、アクが強いです。煮物や炒め物の際は、下処理なしにはエグくて食べづらいのですが、生で食べる分には、あまりエグみを感じない気がします。(生で食べる野菜に限ってですよ。)アメリカに野菜を茹でる文化が根付かなかった理由がここにあるのではないでしょうか。

 

じゃーん!続きましては、お酒コーナー

半年前に漬けた「ウォッカ+米麹=みりん」がどうなってたのか、気になっている奇特なアナタ。お待たせしました。茶褐色のあま~いお酒になりました。薬草にこそ漬けていませんが、お屠蘇気分で。

そして、「米麹=酒粕」は、甘酒に。これは病みつきになりそう!

ボトルは、シャンパン風スパークリングワイン「Gruet」。ニューメキシコ州にあるワイナリーで、シャンパンと同じ製法で作っているそうで。15ドル程度なのに、贅沢なおいしさ。おすすめですっ

 

忘れちゃいけないモチ・もち・餅。切り餅も前述の「H Mart」で手に入りますが、あえてもち米を購入し、ホームベーカリーで作りました。定番の磯部巻きの写真がない?!食べるのが早すぎて取り忘れたようです。

お雑煮は、Thanksgivingで使ったダックの首が冷凍してあったので、それとネギで出汁をとりました。まさに鴨ネギ。いい味でした。ちなみに、首の肉はほぐして、翌日のパスタに。

納豆は、自家製。蒸し納豆に市販の納豆を混ぜて納豆菌を増殖させてます。もう何回作ったかしら。我が家の常備食です。

ホームベーカリーに付属の水の量で作ったら、餅になりそこねた「おこわ」ないし「きりたんぽ」のようでした。2回目以降は、水の量を多くしてしばらく浸水させてからスタートしたら、上手にできました。こちらは乾燥してますからね。普段のご飯やパンを作るときも、気持ち多めに水分を入れています。

お餅、ひーくんもたいそう気に入って、ずいぶん食べました。そして、正月過ぎても催促するのでした。しばらくは、多めに作って常備冷凍ですわ。

 

それでは、今年もよろしくお願いいたします。