岸田改造内閣は5人の女性閣僚を登用したので、それなりに評価していたのだが。
2001年にこの制度が出来て以来、女性ゼロは初めてだという。
副大臣・政務官の未経験者を中心に選んだら、結果的に男性ばかりになったということらしい。
この話が事実なら、自民党には構造的な問題がありそうだ。
副大臣・政務官54人のうち旧統一教会と接点のあった議員は26人だという。
当選3回くらいまでの若手議員は、選挙が強くないせいもあってか旧統一教会から支援を受けているようだ。
ALPSでも完全に処理しきれない福島の原発処理水を思い起こさせる。
旧統一教会に汚染されていない?議員だけでと思っても、もう無理だということだ。
ここまで来れば、「開き直る」しかあるまい。
さらに輪をかけて問題だと思うのは、盛山文科大臣と青山周平副大臣も旧統一教会と接点があった。
旧統一教会の解散命令を出すかどうかという議論をしている時に、その決断を下すべき責任者がこれで良いのか。
裏に何があったのか?どうも釈然としない。
あるいは首相側近だった木原官房副長官が抜けて、「参謀役もしくは諫め役」が不在になったのか。
岸田首相のキャパシティ(負荷に堪えられる容量)が見えてきた気がする。