行雲流水の如くに

恥を忘れた人たちその2ーートランプと黒岩佑治

「恥」という字は耳と心で成り立っている。

その語源は諸説あるが、恥ずかしいと耳が赤くなるから、という説が面白い。

「見えない・聞こえない・話せない」という三重苦を背負ったヘレン・ケラーは、もし得られるとすれば聴力が欲しいと答えたそうである。

そのことは、聴力の持つ分別能力のすばらしさを語っている。

要するに恥を忘れた状態は「聞き分けの悪い」レベルの低さを物語る。

親が子供を叱る時に、「この子は聞き分けの無い子だね」と言って叱る。

 

トランプアメリカ前大統領が、不倫の口止め料を払い、隠蔽のため帳簿などの業務記録を改ざんしたという。

これ以外にも様々な疑惑がかけられている。

もはやここまで来れば「悪名は無名に勝る」

顔も見たくないので、テレビに出てくるとすぐチャンネルを切り替える。

 

このところニュースで大きく取り上げられているのが黒岩神奈川県知事。

フジテレビのキャスターだった2000年から知事選に初出馬した11年まで女性と不倫関係にあった。

知事選への対応を問われると、

「ここで撤退ということは県民に大変迷惑をかける。撤退と言うことは考えていない。私の真実を見ていただいたうえで審判を仰ぎたい」

こういうのを「厚顔無恥」というのだろう。

いったいどんな真実を見ろと言うのか?

 

このような人たちに比べ、俳優の石田純一は「不倫は文化」と言って顰蹙を買ったが、素直で好感が持てる。

次のような言葉も案外真実かもしれない。

「恋愛において、二兎を追うものは、三兎目が現れる」


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コメント一覧

megii123
menusanさん、こんばんは。
アメリカの芯はやはりWASPなんだと思います。
アングロサクソン系白人プロテスタント。
トランプはとてもプロテスタントには見えませんが、キリスト教福音派に寄り添う姿勢を見せて利用しているのでしょう。

とにかくトランプが、再び大統領になる姿など見たくありませんね。
Unknown
アメリカってどうも理解しがたい国と言うか、国民ですね。
民主主義は徹底しているように思えますが、意外とそうでもなさそうな気がします。

思想的にももっと考え方がおおらかな国民性かと思いますしたが、前の大統領選の敗北についても共和党自身も、党としての見解もはっきりしなかった、トランプを支持する議員も多かったように思います。

選挙を覆すなんてとても考えられない行動ですが、議会に乱入なんて飛んでもないと思います。

根底には人種差別的思想がまだまだ根強く残っているようですね。
megii123
kenちゃん、おはようございます。
本当にアメリカは理解しがたい部分がありますね。
やはり「恥の文化」ではなく「罪の文化」なんでしょう。

そうですか、若いころは「石部金吉」ではなかった。
安心しました。(笑い)
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
アメリカと言う国は解せないところがあります。嘘をつき続けて大成功した代表がトランプではないでしょうか?以前読んだ本の中に700以上の訴訟を負っていると書いてありました。詐欺師、ペテン師以上の大悪人です。彼は高身長・金髪・ハンサムですから白人社会の憧れだったのではないでしょうか?この際大陪審や訴追するブラッグ検事には頑張って悪事を暴いてもらいたいものです。恋愛に関して、若い時は「石部金吉」ではなかったので発言は差し控えさせてもらいます(爆)最後の文章に微笑しています(笑)
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