行雲流水の如くに

脊髄反射の時代が始まるーー本を読まない時代

脊髄反射とは、脳を経由せずに脊髄を通じて直接反応が伝わる。

熱いものに触れたときに思わず手を引っ込める反応がこれだ。

同じように、深く考えずに感情的に動くケースがどんどん増えているのではないか?

月に一冊も本を読まない人が10人に6人を超えたという。

おそらくスマホやユーチューブで満足しているのだろうが、

ますます「脊髄反射化」は進んでいく。

 

アメリカは民主主義国家というよりは、少数の人や少数の集団に支配された「寡頭政治」に陥ったのではなかろうか?

イーロン・マスクなる大金持ちが湯水のように金を使ってトランプを応援する。

これが果たしてまともな民主主義といえるのだろうか?

私らの年代が1970年代にあこがれたアメリカではもうなくなったようだ。

そしてトランプのこれからの4年間に世界の人々はみな身構える。

 

日本の民主主義にはまだ希望がある。

金で票を動かす自民党の仕組みに有権者はNOを突き付けた。

今後経団連を中心とした各種業界団体は、盲目的に自民党を応援できなくなる。

金持ちだろうが貧乏人だろうが1票は平等に1票だ。

その選挙権を行使することが民主主義を確たるものにするのだ。


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コメント一覧

megii123
kenちゃん、こんにちは。
白人の非エリート層は、確かに生活に苦しんでいるのでしょう。
それでトランプにすがるわけですが、おそらく4年後にはさらに深い失望を味わうだろうと思います。
自分の国だけ良ければという発想は必ずどこかで破綻します。

日本はまだまだましだと思います。
ただぼーつとしていると、トランプに似たような人物が出ないとも限りません。
おっしゃる通り、「民主主義を確たるものにする」ことが大事ですね。
megii123
i1189さん、こんにちは。
あの頃は、「アメリカンドリーム」と言っていました。
まさに輝く太陽のようでした。

しかし、今や没落するアメリカを再び偉大にするというスローガンに酔っているのでしょうか?
knsw0805
行雲さん、おはようございます。
昨日のブログに、アメリカの建国の父たちが「聞こえの良いことだけを言って~支持を得ることに長けたリーダーが民主主義社会では出現するだろう」と書いてありましたが、まさしくトランプのことですよね。今回トランプは2016年の原点回帰「移民・国境管理」「物価高騰・経済政策」を打ち出し成功したと書いてありました。「社会のエリート層から尊重されていないと感じる人々の恨みを増大させ支持を得る」は銃を持った集団や暴走族のようなバイクを乗り回している人々が熱狂的にトランプを支持したニュース動画を見ていると、この文章の本当の意味が分かり、恐ろしい国だと感じています。そう言った意味ではまだ日本は救われるかもですね。二大政党体制にはまだまだ時間がかかりますが、民主主義を確たるものにしなければなりません。
i1189
おっしゃる通り、70年代に初めてアメリカ出張した頃はおうようなアメリカ人が好きでしたが、トランプが日米安保破棄だなんて言わないかと心配です。
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