毎日、日光猿軍団のような芝居を見せつけられるので食傷気味だ。
あまり見ていると食あたりするので、候補者討論などはチャンネルを切り替える。
我々が目を凝らすべきは、誰があるいはどの集団が彼らを操っているのかなのだ。
日光東照宮の一番奥に奥宮がある。
自民党で言えば安倍晋三と麻生太郎が奥宮の住人だ。
祖父がそれぞれ岸信介と吉田茂だ。それだけで中身がどうであろうと(例えボンクラでも)周りの人間はかしこまる。
安部の魂胆は、高市を推しているが最後は岸田だろう。麻生も立場上河野に気を使っているが岸田を推すだろう。
自民党の党員というのが100万人くらいいるようだが、その40~50%が業界団体票だという。
業界団体のトップに君臨するのが「経団連」だ。
経団連の会長が岸田支持を表明したが、これである程度方向性がわかる。
大手メディアにも電通(自民党御用達)あたりから広告料をエサに何らかの電波ジャックの圧力があるだろう。
選挙における政治家への投票は、「親近性」ーーそれまで接触してきたものに好意を感じやすいーの影響を受ける。
政治家がやたら握手をしたがるのは、少しでも接触があるとその人に親近感を覚え投票してくれるのだ。
テレビで度々登場すれば「親近感」が醸し出されて支持率が向上する。
我々有権者は、様々なフイルターにかけられて奇麗に見えるものに騙されてはいけない。
「安倍政権の勝利の方程式」は、国民間の合意形成を図る必要はないということに気が付いたことだ。
自分の政権を支持する人たちにうまい汁を吸わせればよいということ。
そうすれば四分の一の支持があればこの国を壟断(ろうだん)できるのだ。
残りの四分の参の人たちは怒らなければならない。(あきらめてはいけない)
それは投票所に出向いて自民党、公明党以外の政党に投票することだろう。