石破茂候補が自民党総裁になった。
しかし就任早々、森山幹事長や菅副総理(小泉進次郎の後見人)に抑え込まれて早期解散に打って出た。
ところが自民党の都合ばかり優先して国民生活はそっちのけだ。
まず第一に能登の被災地の都合を十分考えたのだろうか?
被災地への手当てを十分にしてから解散しても良かったのではないか。
混乱状態の中で選挙の作業までが追加で入るのだ。
10月27日(日曜日)は全国各地の小中学校で運動会を予定していて、選挙と丸かぶりだという。
学校の校舎や体育館が投票所になるという想像力を誰も働かせなかったのか?
この国のリーダーの感性の劣化に驚きを通り越して情けなくなる。
そして石破総理は、裏金議員に対する国民の怒りの大きさに怯えて役職停止中の議員6人の非公認を打ち出した。
強風にあおられて燃え盛る火事に少々の水をかけても鎮火しないだろう。
先般の総裁選で、自民党員の投票行動を見ると「右翼化」の傾向が著しい。
神道政治連盟や旧統一教会の党員が紛れ込んでいるのではなかろうか?
かなり心配である。
右傾化した人々の特徴として「主張が先鋭化」する。
対中国や韓国への強硬論は要注意である。
穏健な中道保守という「自民党の看板」はあまり信用しないほうが良いと思う。